「将棋界の一番長い日」A級順位戦最終戦、豊島九段と菅井八段の一戦、千日手で指し直して、午前3時すぎに終わるだなんて、へとへとですね。脳の持久力がハンパないです。

「将棋界の一番長い日」A級順位戦最終戦、豊島九段と菅井八段の一戦、千日手で指し直して、午前3時すぎに終わるだなんて、へとへとですね。脳の持久力がハンパないです。

いやあ、すごい。私には絶対ムリ。寝落ちしちゃう。

昇級、降級が決まっていて、ある意味では消化試合なんだけど、来期の順位のこともあるし、そもそも、常に勝ちに行くというのがトップ棋士の矜持なのかもしれません。

 

3月3日9時。静岡県静岡市・浮月楼において第80期A級順位戦最終9回戦がおこなわれました。結果は以下の通りです。

斎藤慎太郎八段(8勝1敗)●-○糸谷 哲郎八段(6勝3敗)
佐藤 天彦九段(6勝3敗)○-●佐藤 康光九段(4勝5敗)
豊島 将之九段(5勝4敗)○-●菅井 竜也八段(3勝6敗)
広瀬 章人八段(5勝4敗)○-●羽生 善治九段(2勝7敗)
永瀬 拓矢王座(5勝4敗)○-●山崎 隆之八段(1勝8敗)

斎藤八段は糸谷八段に敗れ、全勝はなりませんでした。

豊島九段-菅井八段戦は序盤で乱戦に。そして深夜22時42分、111手で千日手が成立しました。
指し直し局が始まったのは23時42分。豊島九段がリードを奪いましたが、菅井八段が攻防ともに手段を尽くして逆転。しかしまた豊島九段が粘っているうちに逆転。未明の3時18分、166手で豊島-菅井戦も終わり、「一番長い日」に幕が降ろされました。

 https://news.yahoo.co.jp/byline/matsumotohirofumi/20220304-00284862