アル・パチーノとロビン・ウィリアムスのやり取りがそこまで盛り上がらないのが、本当に残念。
できれば、犯人をもう少し隠しておいたほうが良い気がしました。
ちょっとダラダラ感が否めませんでした。
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ロサンゼルスのベテラン警部ウィル(アル・パチーノ)は、猟奇殺人事件の行方を追ってアラスカに赴き、現地の新人刑事エリー(ヒラリー・スワンク)と共に捜査にあたるが、白夜の中不眠症に陥り、次第に精神のバランスを崩していく…。
メメントで世界中を沸かせたクリストファー・ノーラン監督によるサスペンス映画。前作とは一変して実にまっとうなサスペンス映画に仕上がっているが、心の障害を持つ者を主人公にしたがる傾向は、やはり彼ならではのものか。名優アル・パチーノが正邪入り乱れた修羅の世界をくぐりぬけてきた男を見事に体現。これが本作品最大の魅力となっている。彼の心理を追い込んでいく謎の作家ウォルター役のロビン・ウィリアムスが、初の悪役として臨んでいるあたりにも注目。(的田也寸志)