お客さんがアリストテレスの話をして、たいそう感銘したので、調べてみると、うん、アリストテレスは凄い人だなと納得しました。

お客さんがアリストテレスの話をして、たいそう感銘したので、調べてみると、うん、アリストテレスは凄い人だなと納得しました。

原書は難しそうなので、ネットで調べるという横着をしたのですが、共感しかないです。

 

(1)エートス/人柄
スピーチやプレゼンの聞き手が話し手の信頼性を洞察するときは、人柄も要素の一つとなる。アリストレテスは、話し手の行動が本人の言葉を裏づけていなければ、信頼を失い、最終的に、その主張も力を失うだろうと述べている。

(2)ロゴス/理性
自分の人柄を明確にしたら、次は理性に論理的に訴えかける。

(3)パトス/感情
アリストテレスによれば、感情が欠けると説得はできない。人は、話し手が自分たちにどのような感情を抱かせるかによって、行動しようという気持ちになる。感情を人から人に伝える最善の方法は、ストーリーテリングの修辞的な技法だと、アリストテレスは考えた。

(4)メタファー
アリストテレスは、メタファーは言葉そのものの美しさを引き出すと考えた。「何よりも偉大なのは、メタファーの達人だ」とも書いている。メタファーや類似性を使って、新しいアイデアを聴衆が知っているものと比較すると、抽象的なものが具体的なものになり、あなたのアイデアが明確になる。

(5)簡潔さ
簡潔さは、説得力のあるスピーチで特に重要な要素となる。議論は「可能な限り少ない言葉で簡潔に」表現すべきだと、アリストテレスは言った。さらに、スピーチで最も重要なのは冒頭の部分で、「始まり以外は、注意力は常に落ちる」からだとも述べている。つまり、いちばん強調したい要点から始めるのだ。

 https://dhbr.diamond.jp/articles/-/6054