あ、僕で良かったらやりますよ。ばかげた人なんで。でも、英語は一言もしゃべれませんけど。
米ツイッターを買収した起業家のイーロン・マスク氏は20日、後任が見つかり次第、同社の最高経営責任者(CEO)を退くと表明した。同氏は10月下旬の買収直後から経営改革を進めてきたが、強引な手法には反発もあった。ツイッター上で実施した自身の進退に関するアンケートでは、トップを退くべきだとの回答が過半にのぼっていた。
マスク氏は20日夕、ツイッターに「私はこの仕事を引き受けてくれるばかげた人を見つけ次第、CEOを辞任するつもりだ」と投稿した。「その後、私はソフトウエアとサーバーのチームを運営するだけだ」とも付け加えた。
マスク氏は10月下旬に総額440億ドル(約5兆8000億円)でツイッターを買収してCEOに就いた。自らを担当するジャーナリストらのアカウントを一時停止するなど強引な経営判断を繰り返し、批判を浴びた。
マスク氏が18~19日にかけて自身の進退に関するアンケートをツイッター上で実施したところ、トップを退任すべきだとの回答が全体の57.5%にのぼった。マスク氏は自らの進退について「投票結果に従う」と公約していた。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN197CT0Z11C22A2000000/