いやあ、本当に良かったです。結構、この道のりは長かったですね。
最近は、かなり戦略的に取り組めたと思います。
もう、おじいちゃんなので、基本的に早指しには向いていなくて、終盤までに時間を使いすぎて、最後はボロボロになるという負けパターンが多かったので、ある程度、作戦を絞り込んで、序盤はなるべく時間を使わないようにする方針にしました。
かつ、採用した作戦は、マイナーな戦法で、相手からすると私以外ではあまり出会わないものです。具体的には、横歩取り4五角もどき、対振り飛車引き角、変則早繰り銀などです。矢倉模様のときと、角換わりのときの戦法がまだ確立されていないのが課題です。
マイナーな戦法を使うメリットは、3つほどあります。
1つ目は、相手の時間の消費が多くなることです。マイナーな戦法だから、経験がなくて考えざるを得ません。
2つ目は、相手の大ポカが期待できることです。場合によっては、奇襲戦法のように、瞬殺することができて、上位者にも一発入る可能性が出てきます。
3つ目は、私にその戦法の経験が増えることです。結果として、中盤のいろいろなパターンを覚え、精度が高くなります。
あー、もう良いことづくめです。
実は、どの戦法もAI的には、劣勢なんですけど、短い時間で正解を刺し続けられるようなレベルの戦いはしていないので、いいんですよ、多少、負けていても。
それより、罠がたっぷりあることと、時間を使ってもらえることのほうが重要です。
次に、昇段したら、免状を申請しちゃおうかな・・・。