本当に大チャンスだったのに。
そして、今までの羽生九段は、そのチャンスをことごとくものにしていたのに、時代が変わりましたね。
佐賀県上峰町の大幸園で11日から繰り広げられた第72期ALSOK杯王将戦七番勝負第6局(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、上峰町、起立工商DMO共催、ALSOK特別協賛、囲碁・将棋チャンネル、立飛ホールディングス、森永製菓協賛)は12日午後3時56分、藤井聡太王将(20)が挑戦者の羽生善治九段(52)を88手で降し、対戦成績4勝2敗で初防衛を果たした。残り時間は羽生九段1時間17分、藤井王将1時間35分。藤井王将は竜王、王位、叡王、棋聖と合わせ5冠を堅持し、タイトル戦初登場からの連勝記録を12に伸ばした。
一方、挑戦者決定リーグで6戦全勝し、2020年の第33期竜王戦以来のタイトル戦登場となった羽生九段だったが、14年ぶりの王将位奪還とタイトル獲得通算100期の偉業達成は成らなかった。