棋聖戦も挑戦していますし、初めて藤井聡太に番勝負で勝つのは、佐々木七段かもしれませんね。
将棋の伊藤園お~いお茶杯第64期王位戦(中日新聞社など主催)の挑戦者決定リーグの最終局が8日、東京と大阪の将棋会館であり、全6局が一斉に指された。紅組は羽生善治九段(52)が4勝1敗、白組は佐々木大地七段(27)が5戦全勝で優勝した。
両者は18日に挑戦者決定戦を行い、勝者が藤井聡太王位(20)=竜王・叡王・棋王・王将・棋聖、愛知県瀬戸市=との七番勝負に挑む。羽生九段が挑戦者になれば、6期ぶりの七番勝負で、タイトル通算百期がかかる。佐々木七段が勝てば、初の王位挑戦となる。
リーグは、シード棋士4人と、予選を勝ち上がった8人の計12人が紅白の二組に分かれて総当たり。最終局を終え、紅組の豊島将之九段(33)が、白組は渡辺明名人(39)が残留を決めた。