- 2014/12/07
戦争など生死を賭けた局面に立たされたことはないですが、メンフィス・ベルからはそんな臨場感が伝わってきます。
最新の飛行機じゃなくて、アナログでレトロな感じの爆撃機だからでしょうか。 ストーリーとしては、単純に……
口の動きと音声がズレていて、それが気になって仕方がなかったです。
実話に基づいているということですが、リアリティはない演出でしたね。ストーリーとしては、引き込まれるし、泣かせる話だったかと思います。
第二次大戦後の1945年。そこは零下40度の厳冬の世界・シベリア…。わずかな食料での過酷な労働が続く日々。死に逝く者が続出する地獄の強制収容所(ラーゲリ)に、その男・山本幡男は居た。「生きる希望を捨ててはいけません。帰国(ダモイ)の日は必ずやって来ます。」絶望する抑留者たちに、彼は訴え続けた――身に覚えのないスパイ容疑でラーゲリに収容された山本は、日本にいる妻・モジミや4人の子どもと一緒に過ごす日々が訪れることを信じ、耐えた。劣悪な環境下では、誰もが心を閉ざしていた。戦争で心に傷を負い傍観者と決め込む松田。旧日本軍の階級を振りかざす軍曹の相沢。クロという子犬をかわいがる純朴な青年・新谷。過酷な状況で変わり果ててしまった同郷の先輩・原。山本は分け隔てなく皆を励まし続けた。