やる気ない、おじいちゃん社員への対策として、「経験・専門性を活かした役割を担当する」「リスキリングする」「若手の育成を担当する」と3つ挙げているけど、これで解決するなら、誰も悩まないと思います。
やる気ないおじいちゃんがどれだけタチが悪いか、知らなすぎです。自他ともに認めるタチの悪い私が言うんだから間違いないです。やる気がないものは、どうにもならないです。
あと、若手社員に対して、「まず相手の話を聴いていく」「自分の失敗談を伝える」のが良いと言っていますが、その通りではあるものの、上司部下の関係だとそう単純ではないと思います。
上司部下の関係は、上司は部下のエージェントなんで、エージェント機能を果たしているかどうかがポイントかと思います。
最近は、50歳台半ばもしくは60歳前で、役職定年制度を設けている会社が増えてきている。その年齢になると、部長・課長であっても役職がなくなり、一般社員になるという制度である。また65歳や70歳までの雇用延長をする企業や、YKKのように定年を廃止する企業も出てきているため、年齢は高いが役職が低くなるケースはますます増えてくる。
これは企業側にとっては、人件費を抑える、若手の登用を促進するなどの利点がある一方、課長にとっては、かつて部長や課長を経験した人が部下となり、自分より年上の部下をマネジメントしなければならなくなるケースが増えるということを意味する。
役職がなくなり一般社員となった人の中には、プライドが高かったり、「給料が以前より減ったから」「自分は先が見えたから」などと考え、明らかにやる気のない者も出てくる。
そのような部下に、どう対応すべきだろうか?