最期のシーンは感動的ではあるけど、ちょっとリアル性に欠けた感じ。
実際には、別人かと思うぐらい痩せていないとと思うし、耐え切れない痛みが表現されていないせいかな。
でも、全体としては、良かったと思います。
どちらかというと、ゆったりしたテンポなのに、飽きさせない展開が良かったのでしょう。
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東京の郊外で、夫亡きあと小さな薬局を営み、一人娘の小春を育ててきた姉・吟子。大阪で何ひとつ成し遂げないまま歳を重ねてしまった弟・鉄郎。音信不通だった彼が突然、小春の結婚式に現れる。以前も吟子の夫の十三回忌で、酔っ払い大暴れした鉄郎。今日は一滴も飲まないと約束するが、酒を目の前にした鉄郎は我慢できず、酔っ払って大騒ぎ、披露宴を台無しにしてしまう。激怒する身内の中、鉄郎をかばうのは吟子だけだったが、後日、ある出来事がきっかけで、吟子は鉄郎に絶縁を言い渡してしまう。肩を落として出ていく鉄郎の背中に不吉な予感を覚える吟子だったが・・・・・・。