- 2016/05/27
不機嫌な果実が面白い。いやあ、ドキドキする。眠い目をこすりながら、見ている自分が我ながら滑稽ですね。
不倫がばれちゃうか、ばれないか、心臓に良くないです。さすが、林真理子。 不機嫌な果実(文春文庫)
ひかりTVで「はじめの一歩」を見れることを発見。しかも、iPhoneで。
早速、初期の頃のものを見てみると、まだ一歩君が若くてびっくり。鷹村さんの髪型も変な感じ。
しばらく見続けて、オズマ戦での鴨川会長の「パンチをもらっても表情に出すな。どんなに痛くても効いてないと自分に言い聞かせるんじゃ。それが相討ちの秘訣じゃぞ。」という言葉に感銘。
最後は練習で繰り返しやっていたことが出せて逆転KO。ああ、素敵。練習は嘘をつかない!
次に、完全なヒールの間柴。フリッカージャブの軌道はちょっと人間離れしているという突っ込みはさておき、こんな悪い奴も実は妹思いで、そのために執念を燃やしている。この健全なアウトローがたまらなく好き。タイガーマスクで言うところの「ひねくれて星を睨んだ」感じかな。
そんな彼も一歩君にKO負け。負けた後の言葉が素敵。「また出直しだ。なんたってボクシングってのはえこひいき無しだ。居心地いいぜ、この世界はよ。やめられねえよな。」
もう、現実の社会なんてえこひいきだらけ。それと同じ数だけのしがらみ。おのれの拳だけを頼って生きていく、言い訳も何もない、結果だけの世界。厳しいけど、フェアですよね。
会社でクソ面倒なことがいっぱいあって、どんよりしていたけど、これからはガンガン殴り倒しながら進んで行こうと思うことができました。
漫画っていいですね。