- 2016/01/03
正月2日目は、恒例の妻の実家。柏の宮公園でのサッカーで、へろへろ。もう長男の走力に勝てません。情けなさすぎ。
親戚の家に新年の挨拶に行ってから、妻の実家へ。今年は甥が生まれたので、かなり雰囲気が変わっていました……
「生まれてきた時に殺せば良かった」イラクの独裁者サダム・フセインにそう言わしめた、彼の長男ウダイの話です。そんな長男がいるとは知らなかったので、衝撃的でした。最後に、2つのこと以外、ノンフィクションだという説明があり、なおさらです。
こんな酷いことがまかり通る世の中でない国と時代に生まれてきたことに感謝です。
で、そんな私の思いとは関係なく、映画は進んでいき、影武者となったラティフの苦悩は深まるばかり。が、逆らえば、一族、殺されてしまうのがわかっているだけに、もどかしいです。
ラティフの父親の別れの言葉も泣けてきました。
見終わってスッキリというわけにはいかないのですが、とてもいい映画でした。
世界を驚愕させた、真実の告白!
20世紀最悪の“プリンス”の影武者を生きた男の衝撃すぎる実話! !世界中の国家を敵にまわしたイラクの独裁者サダム・フセイン。
彼には、タブー視されていた息子がいた。
`狂気の申し子’と悪名高く〈ブラック・プリンス〉と呼ばれた長男、ウダイ・フセイン。
そのウダイに、顔が似ているという理由で選ばれ、家族の命と引き換えにウダイの影武者を引き受けることとなった男がいた。
男の名はラティフ・ヤヒア。
整形手術と付け歯、徹底した所作訓練でウダイに酷似させられたラティフは、ウダイを生きることを強いられ、「サダムの息子が前線にいる」というパフォーマンスのためにと、戦火の地にさえも送られた。
莫大な資産と、全てを思うがままにすることを許される権力、毎夜抱き替える女たち、そして理由なき血への欲求…。
ウダイの飽くなき狂気に寄り添い、影武者として傍らで応え続ける日々に、自身を許容できなくなったラティフだが、彼には生死を選ぶ自由さえ許されてはいなかった。
逃げても執拗に追いかけてくるウダイと、ついに戦うことを決意するラティフ。
悪魔と対峙することを決意した彼は、どう立ち向かい、何を得、何を失うのか…。