重力ピエロ、サスペンス仕立てにしたのが失敗な気がします。何が言いたいのかわからない映画になってしまいました。

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評価が高かったので、観たのですが、よくわかりませんでした。あまり良い映画だとは思いませんでした。

レイプされたときにできた子供についての話で、すごく重いテーマなんですけど、放火事件と絡めて展開していきます。遺伝やDNAが象徴的なキーワードとして散りばめられています。

ただ、サスペンスとしては、必然性がなさすぎるし、現実味も感じられず、かなりチープなんで、これが映画を台無しにしてしまった気がします。

最後に、唐突にピエロが出てきた印象で、「?」って感じの結末だったのもいまいちでした。

ベストセラーとなった人気作家・伊坂幸太郎の感動ミステリー『重力ピエロ』を映画化!辛い過去の記憶を抱えて大人になった泉水と春の兄弟。そんなある日、連続放火事件が発生し、春は自分が落書き(グラフィティアート)を消した場所の近くで必ず放火が起きていることに気づく。落書き現場に書かれた文字を放火犯からのメッセージだと考えた春は、泉水を誘って夜の街を見張るのだが…。