まあ、ごく一般的なことが書いている感じですね。中学受験が目的じゃなくて手段であるというところは同意です。でも、塾の代表をしているので、塾が必要だという論調なのは、賛同しかねる内容でした。
中学受験をする親は一読して損はないでしょう。
私立中学に通わせるか、公立中学に通わせるか―人生の大きな二者択一に、親は子どもの一生を決めてしまうような気がして悩んでしまうもの。絶対に合格させなければ!といくら親ががんばっても、うまくいくとは限らない。むしろ思い通りにいかないことばかりだ。本書では、20年以上さまざまな家庭と接し、その後の成長を見届けてきた著者が、母親の本音、父親の本音、受験をする我が子の思いを代弁している。教え子の成功パターン、失敗パターンを紹介し、学年別にしておくべきことを細かく解説。子どもにとって本当の幸せとは何か。考え続けてきた結果のすべてをまとめた一冊。
第1章 中学受験に向く子・向かない子(公立中学・私立中学のメリットとデメリット
中学受験に挑める親子の条件
我が家は「高校受験でいく」と決めたら)
第2章 中学受験を決めたなら(4年生 受験生活スタート
5年生 中学受験の土台作りの1年間
6年生:いよいよ受験本番)
第3章 中学受験生の母親の心得(幸せな母親像が、我が子を幸せにする
母親にできる中学受験サポート術
母親にしかできないこと)
第4章 中学受験生の父親の心得(父親次第で家庭が変わる
父親にできる中学受験サポート術
講演「父親だからできること」参加者の感想から)