- 2022/10/09
映画の護られなかった者たちへ、深いテーマを扱っているのは原作を踏襲しているけど、ミステリーとしての完成度がイマイチすぎます。
原作の小説が、とても面白くて、思い入れが強いせいもあり、不完全燃焼でした。 震災の被害について、そし……
テンポが良くて、臨場感もあります。なので、結構、楽しむことができるのですが、ラッセル・クロウの悪さが中途半端な気がします。
そんな、人を殺してまで守るほどの悪いことのように思えないですし、最後の終わり方も、えっ、もう終わりという盛り上がりに欠ける感じです。もう一波乱あって欲しかったですね。
超一流の大物政治家に、妻の浮気調査を頼まれた三流私立探偵。
だが、それは巨大な汚職事件への幕開けだった──。
7年前に警察官を辞職したビリー・タガート(マーク・ウォールドバーグ)は私立探偵を開業し、危険だが金にならない仕事に追われていた。ニューヨークの街が8日後の市長選に沸くなか、ビリーは現市長のホステラー(ラッセル・クロウ)に呼び出され、妻(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)の浮気調査を依頼される。
ビリーと市長は、ビリーの辞職の原因となった、ある殺人事件の秘密を共有していた。
浮気相手を探り出し、愕然とするビリー。それは対立候補ヴァリアントの右腕、アンドリュースだった。
調査を終えた数日後、アンドリュースが路上で何者かに射殺される。
ホステラーの陰謀に利用されたことに気付き、正義だけを武器に立ち上がるビリー。果たして勝ち目ゼロの復讐の行方は──?