子どもたちが出ているミュージカルで、何度か歌を取り上げられたことがあり、車の中で音楽が流れたら、長男が見たいと言い出しました。
以前、ベロベロに酔っぱらって見て、たいして面白くなかった記憶がうっすらとあるのですが、全く、ストーリーを覚えていません。
あまり期待せずに見たのですが、見始めるとなかなか面白いです。
結局、ディズニーらしい、最後は正義は勝つ的な話なんですが、主人公に感情移入しながら見ることができて良かったです。音楽もなじみのあるもので、良かったです。
かなり、面白いのに、興業的には失敗というのが、信じがたいです。
1980年代、17歳のジャック”カウボーイ”ケリー(クリスチャン・ベール)は何百ものホームレス、および親がおらずにニューヨークで新聞を売って暮らす子供の1人である。ジャックおよび新聞販売少年(ニュージーズ)仲間はマンハッタン区の路上で新聞『ニューヨーク・ワールド』を売るためにジョーゼフ・ピューリツァーのもとで働いている。毎朝少年たちはニューヨークに繰り出し、修道女から朝食をもらい、新聞販売店に向かう(“Carrying the Banner”)。ある朝、父親が失業したデイヴィッド”デイヴィ”ジェイコブズ(デイヴィッド・モスコウ)が弟レスと共に新聞販売店にやってきてジャックと出会う。ジャックはデイヴィッドが賢くて話し上手であり、可愛らしいレスは客引きに有利であるとみて、より多くの新聞を売り出来高を上げるためにパートナーを組む。
ジャックは彼らにいかに早く効率的に売るかを教える。デイヴィッドはジャックが見出しを劇的にねつ造することに驚くが、ジャックは悪びれない。路上でジャックがスナイダーと揉めてデイヴィッドとレスと共に逃げ、ジャックの父の友人でありヴォードヴィル・スターのメダ・ラークソン(アン=マーグレット)が所有および出演するエンターテイメント・ホールであるアーヴィング・ホールに逃げ込む。ホールを出ると路面電車のストライキの暴動を目撃し、ジャックの家に逃げ込むとジャックの姉妹のサラがおり、ジャックはサラを気に入る。宿泊を辞退し、ジャックはニューメキシコ州サンタフェへの移住の夢を独白する(“Santa Fe”)。新聞業界の重鎮でライバルであるピューリツァー(ロバート・デュヴァル)とウィリアム・ランドルフ・ハーストはさらなる富および貪欲さを増し、ピューリツァーはハーストに勝とうと翌朝発行の新聞から、販売料金を変えずに卸値を値上げすることを決める。翌朝ニュージーズは、ピューリツァーはすでに莫大な富を得ているのに、自分たちからさらに搾り取ろうとしていることを知りがっかりする。親友となったジャックとデイヴィッドは賃金が減ることを恐れた仲間のニュージーズと共にストライキを起こすことにする(“The World Will Know”)。
ジャックとレスは個人的にピューリツァーと対決し、他のニュージーズは参加者を増やすために市内の他の区にもストライキのことを知らせる。新聞記者のブライアン・デントン(ビル・プルマン)はこの騒動を聞きつけ、ストライキについて聞き出そうとデイヴィッドに接触する。この時ジャックとレスはピューリツァーの屋敷から追い出される。デントンは少年たちの話に興味を持ち、昼食に連れ出し、ストライキの情報を逐一報告するように語る。ジャック、デイヴィッド、ブーツはブルックリン区のニュージーズの賛同を得ようとスリングショットの名手スポット・コンロン(ゲイブリエル・デイモン)と会う。しかしスポットはマンハッタンのニュージーズの信念に疑念を持 ち、参加を渋る。一旦マンハッタンに戻り、ジャックはニュージーズにこれを伝え、ブルックリンの助けなしでは成功しないとうなだれる。気を取り直して賃金値上げまでストライキを続ける。
デイヴィッドはニュージーズを奮い立たせ(“Seize the Day”)、自信を高め、卸の新聞販売店を攻撃して抗議のために全ての新聞を引き裂く。松葉杖のクラッチーは逃げ遅れ、卸のデランシー兄弟に捕まる。ジャックとデイヴィッドは救助を誓い、その夜Refugeを覗くとクラッチーはデランシー兄弟から酷く暴行され、もはや自分で歩くことができなくなったことを知り、救助に失敗する。翌朝、ニュージーズ卸から新聞を買っている新入りに販売をやめさせる。デランシー兄弟とその仲間たちの罠にはまって暴動となり、警察が介入したが暴動は激しくなる。ニュージーズが負けそうになった頃、ブルックリンのニュージーズを伴いスポット・コンロンが登場する。共に警察に打ち勝ち、デントンは勝利の集合写真を撮影する。
ニュージーズは近くのレストランで勝利を祝う。デントンはニュージーズが一面に載った新聞を持ってやってきて少年たちはこの記事を見てさらなる夢を思い描く(“King of New York”)。勝利に乗じてメダのダンス・ホールに再結集することを決める。ピューリツァーはニュージーズの意図を知り、これを法的権限がないにも関わらずやめさせようとする。ウォーデン・スナイダーが介入してピューリツァーにジャックはRefugeから逃げ出したことを罪に問うことができ、再結集を法的に阻止することができると伝える。スナイダーがRefugeに立ち寄った後、警察はジャックを追い、ジャックは逃亡してデイヴィッドの家の非常階段で一晩過ごす。翌朝、デイヴィッドの姉妹のサラはジャックに気付き、屋上で朝食を共にする。ジャックはサラにサンタフェへ行く夢を語り、自分がいなくなったらどう思うか尋ねる。
再結集が行なわれ(“High Times, Hard Times”)、うまくいっていたが警察が予告なく割り込み中断する。少年たちは容赦なく殴られ、ジャックを守ろうとするが騒動の後ジャックは捕まってしまう。他のニュージーズはリーダーを失い、逮捕されて裁判にかけられ、全員が彼らにとっては大金の罰金5ドルを課せられる。デントンが介入して全員の罰金を肩代わりする。裁判が進むと、ジャックは身元を偽っていたことが明らかになり、裁判官と友達のスナイダーはジャックの本名はフランシス・サリヴァンで母親は亡くなり、父親は収監されていることを証言する。ジャックは新聞販売所およびピューリツァーの事務所での4年間の奉仕を言い渡される。他のニュージーズはデントンと会い、デントンはストライキの記者から以前就いていた戦地特派員へ異 動させられたことを告げる。ニュージーズは傷心および怒る。ピューリツァーはジャックにスト破りとなるなら金を払うと語る。ピューリツァーはデイヴィッドや他のニュージーズを逮捕すると脅すが、ジャックはこれに屈しない。
ピューリツァー邸の外で、デイヴィッドと他のニュージーズはジャックが出てくるのを待って逃げさせようとするが、ジャックはもし自分が逃げたら他のニュージーズがどうなるかを知っているため彼らから離れる(“Santa Fe (Reprise)”)。翌日、ジャックはスト破りとして登場し、ニュージーズは怒り暴動を起こす。デランシー兄弟はこの暴動を見てジャックに、ジャックはピューリツァーの監視下にあり、余計なことをするとデイヴィッドに危害が加えられると語る。デランシー兄弟はサラとレスの後をつけ、デイヴィッドはこれに気付いて助けようとするが反撃にあう。ジャックがこれを見つけて、もし彼らに歯向かえば酷い仕打ちが待っていることを知っていたが、デランシー兄弟を撃退した。デランシー兄弟が逃げた後、デイヴィッド、ジャック、サラ、レスはデントンのところへ向かうが、ストライキは思ったほど効果は出ず、町はこの職には子供の労働者を推奨しており、数百いるニュージーズの抗議にはあまり気にされないこ とを知る。
この後、デイヴィッドとジャックはマンハッタンにはニュージーズの職だけでなく、労働組合に入ることが必要であると気付く。これを広めるために、現在ジャックはピューリツァーの地下室に出入り可能なため、ピューリツァーの出版社から自身の新聞を印刷することにする(“Once and for All”)。ニュージーズはニューヨークで働く子供のために『ニュージーズ・バナー』を発行し、働く子供たちは不当に扱われていることを知ることができ、連携して町の中心部にあるニュージーズと共に活動して職を離れることができる。ジャックとデイヴィッドは、市内でストライキを煽る新聞の発行を禁じた後、最終的にニュージーズの要求をのんだピューリツァーと対峙する。クラッチーや他の少年たちはRefugeから解放され、スナイダーは政府に隠れてRefugeを所有し、そこで虐待を行なっていた罪で逮捕される。デントンはジャックを呼び寄せ、ニューヨーク州知事セオドア・ルーズベルトがストライキのことを聞きつけ、ジャックに感謝していると語る。ルーズベルトはジャックにどこにでも連れていくと 語り、ジャックはサンタフェに向かう駅に連れて行ってほしいと頼む。
友人たちはジャックがいなくなり落胆する。卸に新聞を買いに行くと、ジャックがルーズベルトの馬車で戻ってくる。ルーズベルトはニューヨークでやり残したことがもっとあるのではないかとジャックを説得したのだ。ニュージーズが彼が戻ってきたことを喜んでいるところにサラがやってきて2人はキスをする。ニュージーズが踊る中、スポットはルーズベルトの馬車でブルックリンへ戻る。
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