アドラーの幸せになる勇気、柳の下のドジョウを狙いすぎな感じがしました。ハッとする内容は多いんですけどね。

アドラーの幸せになる勇気、柳の下のドジョウを狙いすぎな感じがしました。ハッとする内容は多いんですけどね。

前作の嫌われる勇気はすごく共感できました。

嫌われる勇気を読んで、アドラーの基本的な考え方に共感しました。というよりも、漠然と思っていたことを明文化してくれたという感覚です。

今回の話も共感できたのですが、青年の哲人に対する罵り方の表現が、あまりにも古臭いというか大正時代かと思える言い草が、違和感ありすぎて、現実味が一気に失せました。そうなってくると、設定の粗さが目立ってしまいました。

が、アドラー心理学については、面白かったです。

アドラー心理学の全体像をパワーポイントで誰か整理して欲しいですね。

◆ミリオンセラー『嫌われる勇気』待望の続編! ◆
3年ぶりに哲人を訪ねた青年が語る衝撃の告白。
それは「アドラーを捨てるべきか否か」という苦悩だった。
アドラー心理学は机上の空論だとする彼に「貴方はアドラーを誤解している」と哲人は答える。
アドラーの言う、誰もが幸せに生きるためにすべき「人生最大の選択」とは何か?
貴方の人生を一変させる哲学問答、再び!

人は幸せになるために生きているのに、なぜ「幸福な人間」は少ないのか?アドラー心理学の新しい古典『嫌われる勇気』の続編である本書のテーマは、ほんとうの「自立」とほんとうの「愛」。そして、どうすれば人は幸せになれるか。あなたの生き方を変える劇薬の哲学問答が、ふたたび幕を開ける!!

もう1度、嫌われる勇気を読もうかな。