大山康晴十五世名人の指導対局、そりゃあ、すごいですが、やろうと思っても難しいです。

大山康晴十五世名人の指導対局、そりゃあ、すごいですが、やろうと思っても難しいです。
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長男と将棋を指すときは、いつも心がけているんですが、なかなかうまく行きません。

あまりにもわざとらしいと、逆効果かな、と思っているうちに、勝っちゃうケースが多々あるからです。いい塩梅というのは、本当に難しいです。

 

子供たちが自ら気づけるよう、一歩踏み込んだ指導対局を

プロ棋士はたくさんの人を相手に、駒を落として対局することができます。それでも勝ちを収めるのですから、そのすごさを痛感させられます。それと同時に、その姿勢から他者に対する気づかいや思いやりも教えられます。

故大山康晴十五世名人はアマチュアの指導に定評があったといいます。指導対局では、相手に有利な局面にわざと導き、好手が出やすいようになさったそうです。そうしておいて、「あっ、飛車があったか・・・」などと独り言をつぶやいたとか。独り言を装って、さりげなく相手に「次にいい手があるよ」「よく考えてね」と伝えたわけです。

https://www.shogi.or.jp/column/2017/06/post_176.html