- 2019/04/13
教育力という本は、著者の熱い想いは伝わってくるものの、どちらかと言うと、暑い想いになっちゃっています。
日本語にこだわりのある著者だから、かなり期待していたのですが、なんか残念でした。言っていることはわか……
現実味のハッピーエンドの映画よりは良いのかもしれませんが、ただ殴っているだけの映画としか思えませんでした。
二人の時だけ、泣けた。
漢江、その岸辺。引き寄せあう二人の魂に涙が堪えきれない。
偶然の出会い、それは最低最悪の出会い。でも、そこから運命が動きはじめた……。
「家族」という逃れられないしがらみの中で生きてきた二人。父への怒りと憎しみを抱いて社会の底辺で生きる男サンフンと、傷ついた心をかくした勝気な女子高生ヨニ。歳は離れているものの、互いに理由もなく惹かれあった。
ある日、漢江の岸辺で、心を傷だらけにした二人の魂は結びつく。それは今まで見えなかった明日へのきっかけになるはずだった。しかし、彼らの思いをよそに運命の歯車が軋みをたてて動きはじめる……。