アウトプット大全、個々の内容は知っていることが多かったけど、これだけ集めると圧巻ですね。

内容が目からウロコ、というよりは、よくもここまで整理したな、という感じです。

その中で、インプット:アウトプット=3:7が黄金比率というのは、共感できました。世の中の人、特に、真面目だと言われている日本人は、インプット比率のほうが高すぎる傾向にあると思います。

この比率は、暗記と問題集の場合も同じになっていますが、私の感覚では、ここは、1:9から2:8ぐらいでもいいんじゃないかと思います。問題を解くことで、自分なりの法則とか気づきが入れば、確実に覚えられますし、応用力もついているはずですから。

 

自分自身の働き方、改善しようと思っていることは、メールチェックですね。メールが来ると脊髄反射で見てしまって、あれ、今まで何を考えていたんだっけ、と仕切り直しになってしまうことがあるので、メール対応する時間と考える時間を明確に分けていきたいです。

それと、TODOリストのために手帳、というか、ノートを使ってみることにしました。OutlookでTODOリスト管理をしてもいいのですが、そうすると、メールが来るたびに反応してしまうので、ちょっとやめてみました。

 

「自分の意見をうまく伝えたい」「交渉や営業が得意になりたい」「いいアイデアが浮かぶようになりたい」「仕事や勉強の成果をもっと出したい」
こんなふうに思っている方は多いのではないでしょうか。

実は、たくさん本を読んだり、セミナーを受講したりして「インプット」しても、「アウトプット」の方法を間違えていると、自己成長することはできません。なぜならば、それが脳の仕組みだからです。

本書では、「日本一アウトプットをしている精神科医」である著者が、数万時間を越える「アウトプット経験」をもとに確立した、圧倒的に結果が出る「アウトプット術」。そのすべてをお伝えしていきます。

 

目次は以下の通り。気になるところにはアンダーラインをつけました。

CHAPTER1 アウトプットの基本法則<RULES>
・アウトプットとは?アウトプットの定義・・・「現実」はアウトプットでしか変わらない
・自己成長とアウトプットの関係・・・成長曲線は、アウトプットの量で決まる
・アウトプットとは「運動」である・・・体で覚える「運動性記憶」が記憶定着のカギ
・アウトプットの基本法則1・・・2週間に3回使った情報は、長期記憶される
・アウトプットの基本法則2・・・出力と入力のサイクル「成長の螺旋階段」
・アウトプットの基本法則3・・・インプットとアウトプットの黄金比は3.7
・アウトプットの基本法則4・・・アウトプットの結果を見直し、次にいかす
・効果的なフィードバックの4つの方法・・・「成果」を「成長」につなげるためのステップ
・アウトプットの6つのメリット・・・人生が楽しく、豊かなものに変わっていく

CHAPTER2 科学に裏付けられた、伝わる話し方<TALK>
・話す1・・・昨日の出来事を話すのも、立派なアウトプット
・話す2・・・ポジティブな言葉を増やすだけで幸せになれる
・話す3・・・悪口はネガティブ人生の始まり
・伝える1・・・見た目や態度は、口ほどにものをいう
・目を見る・・・目 は「想い」や「感情」を伝える饒舌な器官
・伝える2・・・柔らかく的確に伝える「クッション話法」
・挨拶する・・・挨拶は「あなたを認めています」のサイン
・雑談する・・・「長く話す」より「ちょくちょく話す」
・質問する1・・・開始前の質問が、学びの方向性を決める
・質問する2・・・場の議論を深める「適切な質問」とは
・依頼する・・・「ギブ&テイク」より、「ギブ&ギブ」の精神
・断る1・・・「本当にやりたいこと」を優先するために
・断る2・・・「優先順位」を絶対基準に、即座に判断
・プレゼンする・・・緊張を味方につけると、パフォーマンスは上昇
・議論する・・・必要なのは、入念な下準備と少しの勇気
・相談する・・・気持ちを誰かに話すだけで、心は軽くなる
・つながる・・・「強い絆」の15人と濃い関係をつくる
・ほめる1・・・「ほめて伸ばす」は理に適っている
・ほめる2・・・相手が調子に乗らない、効果的な「ほめ方」
・叱る1・・・怒るのは自分のため、叱るのは相手のため
・叱る2・・・信頼関係がないと、叱っても逆効果
・謝る・・・「謝る」のは「負け」ではない
・説明する1・・・「意味記憶」から「エピソード記憶」に変換
・説明する2・・・「堂々とした態度」に「裏付け」をプラス
・打ち明ける・・・自分の本心を明かすことが、絆につながる
・自己紹介する・・・「30秒」「60秒」の2パターンを用意
・営業する1・・・「売り込む」のではなく「価値を伝える」
・営業する2・・・「価値>価格」が成り立てば商品は売れる
・感謝する・・・すべてがうまくいく魔法の言葉「ありがとう」
・電話する・・・いざというときに、最強の力を発揮するツール

CHAPTER3 能力を最大限に引き出す書き方<WRITE>
・書く・・・書けば書くほど、脳が活性化する
手で書く・・・タイピングよりも圧倒的な手書きの効果
・書き込む・・・びっしり書き込まれた本は、学びの軌跡
・書き出す1・・・頭の中にある情報を、写真のように残す作業
落書きする・・・「記憶力を高める」という驚きの効果
・書き出す2・・・脳は、同時に3つのことしか処理できない
・上手な文章を書く・・・「たくさん読んで、書く」以外の道はなし
・速く文章を書く・・・「設計図」しだいで、文章が3倍速で書ける
・速く入力する・・・仕事でパソコンを使うなら必須のスキル
・TO DOリストを書く・・・朝イチでやる、1日で最重要な仕事
・気付きをメモする・・・アイデアを逃したくなければ、勝負は30秒
・ひらめく1・・・リラックスこそが創造を生み出す
・ぼーっとする・・・「ぼんやり」が脳の働きを活性化
・ひらめく2・・・最高のひらめきに必要な4つのプロセス
・カードに書く・・・アイデア出しに欠かせない、100均カード
・ノートをとる・・・思考の軌跡は、1冊のノートにすべて残す
・構想をまとめる・・・初めは、紙とペンで「アイデア出し」から
・プレゼンスライドをつくる・・・パワポを開くのは、構想が固まってから
・ホワイトボードに書く・・・意見を出し合う場では最適なツール
・引用する1・・・説得力を圧倒的に高める「引用」マジック
・引用する2・・・プロが使うツールで、適切な引用先を探す
・要約する・・・140字で鍛える「要約力」=「思考力」
・目標を書く・・・具体的な「実現する目標」を立てる
・目標を実現する・・・目標は脳裏に焼き付け、世間に公言
・企画書を書く・・・企画になりそうなネタを日頃からキャッチ
・絵や図を描く・・・「言葉で説明」よりも「言葉+絵で説明」
・メールを送る・・・朝イチのメールチェック&返信は5分以内
・楽しく書く・・・自己成長のための「相棒」に、惜しみなく投資を
・問題を解く・・・「暗記」3:「問題集」7が勉強の黄金比

CHAPTER4 圧倒的に結果を出す人の行動力<DO>
・行動する・・・「自己満足」を「自己成長」に変える
・続ける・・・結果を出すための究極の成功法則
・教える1・・・自己成長に最も効果のあるアウトプット
・教える2・・・探せば見つかり、ないならつくればいい
・集中する・・・人間の脳は「マルチタスク」ができない
・チャレンジする1・・・チャレンジなくして自己成長はなし
・チャレンジする2・・・「がんばればなんとかなりそう」を繰り返す
・始める・・・5分だけがんばって「やる気スイッチ」オン
・やってみる・・・トライしなければ、永久に今のまま
・楽しむ・・・「楽しい」と記憶力とモチベーションがアップ
・決断する・・・「ワクワクするほう」を「5秒で」選ぶ
・ (言葉で)表現する・・・つらさや苦しさは、吐き出してデトックス
・完成させる・・・「30点の完成品」を、時間をかけて磨き上げる
・率いる・・・「目標」ではなく「ビジョン」を掲げる
・笑う・・・笑顔をつくると、10秒でハッピーになれる
・泣く・・・涙にはストレス発散効果がある
・「怒り」をコントロールする・・・発散ではなく、上手に受け流すべき感情
眠る・・・結果が出せないのは、睡眠不足のせいかも
・運動する・・・1回1時間×週2の有酸素運動が脳を活性化
・危機管理する・・・「ヒヤリ·ハット事例」をひとつでも減らす
・時間管理する・・・1日15分の「スキマ時間」を活用

CHAPTER5 アウトプット力を高める<TRAINING>7つのトレーニング法
・日記を書く・・・簡単で最高のアウトプット·トレーニング法
・健康について記録する・・・「体重」「気分」「睡眠時間」を毎日記録
・読書感想を書く・・・本を読んだら、必ずその感想を書く
・情報発信する・・・デメリットよりもメリットが圧倒的に多い
・SNSに書く・・・情報発信の第1ステップ「内輪への発信」
・ブログを書く・・・「人気ブロガー」になるための3つの秘訣
・趣味について書く・・・マニア知識をいかして「人を動かす」記事を

 

調べてみると、よくまとまっているサイトを見つけました。

https://masayoshi-murayama.com/review-output_taizen/