- 2017/02/18
ダイヤモンドゲームが面白すぎ。こんなに奥が深いとは。長男に3勝2敗で勝ち越して、泣かしてしまいました。
なんか地味だから、ずっとやらなかったのですが、将棋、オセロ、アルゴに続いてやってみたら、面白かったで……
内容としては、結構、あたりまえの本です。目からウロコ系じゃないです。
でも、言っていることは正しいと思います。
なぜこんなになったかというと、親がヒマになったせいだと思います。生きるのに必死、稼ぐのに必死だった時代を乗り越えたおかげで、子どもに干渉するようになっちゃいました。この時代に、あえて、何も言わないという自制心を持つということは難しいですが、重要ですね。
親が頑張りすぎないほうが、子どもは伸びる!
中学受験のプロとして活躍し、教科指導スキルにコーチング技術や心理療法的なアプローチをとりいれた指導方法で灘や東大寺、開成、筑駒、麻布など最難関中学に教え子を多数合格させてきた著者が語る、「本当に頭がいい子の育ち方」。
著者の小川大介氏は、自身が代表をつとめる個別指導塾で5000組を超える家庭と面談をしてきました。
その中で気づいたのは、いわゆる「教育によさそうなもの」を多数与えられ、手とり足とり面倒を見てもらってきた子どもは受験直前に伸び悩んでしまうことが多い一方、親に見守られて好きなことにとことん熱中した経験のある子どもは、最後の最後で踏ん張りをきかせてぐんぐん成績を伸ばしていくこと。
中学受験の現場での経験、ひとりの父親としての経験から、著者は「親は子どものことをもっと信じていい」と断言します。自らの好奇心を親に認められ、見守られて育った子どもは、親が追いたてて「勉強」させずとも、自ら学び、成長する子に育つのです。
本書では著者の実体験とコーチング・心理学の知見を踏まえ、「のびのびと育てられているのに、頭のいい子」が育つ、子育て法を紹介します。
◎子育ては「2勝8敗」で十分
◎好奇心のない子はいない
◎「当たり前のこと」を褒める
◎アドバイスは子どもが求めてから渡す
◎親が楽しそうな家はうまくいく
◎遊び方を観察すると、子どもの「天才」が見える
◎ボーっとしている時間に子どもはかしこくなる
◎お父さん・お母さんの日常は「イベント」の宝庫
◎「教科書ベースの勉強」でも心配はいらない
◎本人が活躍できるのが「いい学校」