だって、強すぎるんだもん。藤井三冠。もう、誰が来たってダメだって。
将棋界の最高棋戦で、豊島将之竜王(31)に藤井聡太三冠(19)が挑戦する第34期竜王戦七番勝負第1局(読売新聞社主催、特別協賛・野村ホールディングス)は8日午前9時、東京都渋谷区のセルリアンタワー能楽堂で始まった。能舞台を将棋ファンが見守る公開対局は5年連続となる。
両対局者は橋懸かりを渡ってから着座し、開始を待った。振り駒の結果、先手番となった藤井三冠は、いつも通りお茶を口にしてから▲2六歩と指した。豊島竜王は△8四歩と応じ、戦型は相掛かりとなった。立会人の中村修九段が予想していた両者得意の戦型で、最先端の研究がぶつかり合う序盤戦となりそうだ。
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