トゥルーノース、ムチャクチャいい映画。本当に今の時代の日本に生まれてきただけで、どれだけ恵まれているのかということを改めて思いました。

トゥルーノース、ムチャクチャいい映画。本当に今の時代の日本に生まれてきただけで、どれだけ恵まれているのかということを改めて思いました。

独裁政治というのも大問題なのですが、恐らく、そもそも国が貧しいということが、より大きな問題じゃないかと思います。貧しいから、ますます、独裁に拍車がかかるし、弾圧も厳しくなるわけで。

とはいえ、本当に、いまここで生活している自分が、いかに幸せか、悩んでいることがいかに些細なことなのか、深く考えさせられました。

全編、CGというのも、逆に良かったです。感情の起伏が激しい映画は、こっちのほうが伝わりそうな気もしていて、俳優の仕事も減る気がしました。

 

平壌で幸せに暮らすパク一家は、父の失踪後、家族全員が突如政治犯強制収容所に送還される。過酷な生存競争の中、ヨハンは次第に純粋で優しい心を失う一方、母と妹は人間性を失わずに生きようとする。そんなある日、愛する家族を失ったヨハンは、絶望の淵で「生きる」意味を考え始める。

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