- 2014/10/04
WordPressのコメントとTwitterを連携させていと無性に思い始めました。
Twitter Meintions As Commentsを使う気満々です。 なぜTwitterかと……
いや、本当に便利だと思います。Windowsのバージョンが上がって使えるようになって嬉しいです。
Excel の XLOOKUP 関数は、従来の VLOOKUP の弱点をいくつも克服した “新世代の検索関数” として注目されています。以下、改善点とネット上での評判(メリット・批判)を整理します。
以下は多くの解説サイト・技術ブログで挙がっている改善点です。
改善点 | 内容 | 補足・例 |
---|---|---|
検索範囲に列位置の制約なし | VLOOKUP は“検索値を含む列が見出し範囲の左端”でなければ使えないという制約があったが、XLOOKUP は任意の列を「検索範囲 (lookup_array)」にして、任意の列を「戻り範囲 (return_array)」にできる。 | たとえば、検索キーが右側の列にあっても使えるようになる。 |
エラー処理機能を内蔵 | 見つからない値に対して返す値(例:「該当なし」など)を関数内で指定できる。VLOOKUP では通常 IFERROR で囲む必要があった。 | =XLOOKUP(…, [if_not_found]) のように引数で指定できる。 |
両方向検索 | XLOOKUP は検索方向を指定でき、下から上へ検索するような逆順検索も可能。 | 重複データがあって最後に出現するものを取りたいときに便利。 |
ワイルドカード・部分一致の指定 | 通常一致・近似一致・ワイルドカード一致などを引数で切り替え可能。 | 例: match_mode = 2 を使って “abc” 検索できる。 |
探索モードの選択 | 通常探索のほかに、バイナリ探索 (binary search) を使う検索モードも選べる。これにより、大規模データでの検索速度が向上する可能性。 | ただしバイナリ探索を使うにはデータが昇順または降順でソートされている必要。 |
複数列戻り値 | 戻り範囲(return_array)として複数列を指定でき、一度の関数で複数列のデータを取得可能。 | 複数属性を同時取得できるため、複雑な検索がシンプルに。 |
VLOOKUP の列番号指定の問題解消 | VLOOKUP は列番号を手で指定するため、後で列を挿入・削除すると参照がズレるリスクがある。XLOOKUP は戻り範囲を直接指定するため、そのようなズレが生じにくい。 | データ構造変更後も関数が壊れにくい。 |
既定で完全一致 | XLOOKUP はデフォルトで「完全一致」モード(match_mode = 0 相当)となっており、誤って近似一致を使ってしまうミスを減らせる。 | VLOOKUP は近似一致(TRUE)をデフォルトにすることが多く、意図せず誤った一致を返すことがある。 |
XLOOKUP は改良点が多いものの、「常に速い」「万能」というわけではない、という見方も多く報じられています。
課題・注意点 | 内容 | 出典 |
---|---|---|
処理速度が劣ることが多い | 通常モードでは VLOOKUP や INDEX/MATCH より遅いとの検証もあり。 | Professor Excel による性能比較。 |
バイナリ検索モードの制約 | 高速化効果を得るにはあらかじめデータをソートしておく必要があり、準備が必要。 | ソートミスや未ソートデータでは正確性を欠く恐れ。 |
旧バージョン Excel では使えない | Excel 2019、2016、古いバージョンでは XLOOKUP がサポートされておらず、VLOOKUP 等に頼らざるを得ない。 | バージョンの普及率の壁がある。 |
大規模データ時の遅延・資源消費 | 多数の XLOOKUP を重ねて使うと計算が重くなるという報告。 | Excel が重くなるケースでの実務運用注意。 |
Reddit や Excel フォーラムで「VLOOKUP は古い慣習。XLOOKUP への移行を進めたい」「使いやすさと柔軟性が圧倒的」など、移行を推す意見が多数。
多くの Excel 解説サイト・ブログでは “VLOOKUP 時代はそろそろ終わる”“XLOOKUP で業務効率化” と評価されており、実務での採用を薦める記事も増えてきている。
「列挿入でズレない」「戻り列の自由度」「エラー制御が楽」などの点で、業務でのストレス低減を期待する声。
実務で「XLOOKUP を使わないほうがいい」という声も。例えば「チーム全員が慣れていない」「古い Excel 環境との互換性を考えると使いづらい」といった意見が Yahoo 知恵袋などで見られる。
性能面での実証として、「VLOOKUP のほうが早かった」という実験報告も一部に存在。
移行コスト・教育コストを懸念する声も。「既存 Excel 資産がたくさんある現場では導入が進まない」という現実的な意見。