東京・吉祥寺の路上でアルバイト山田亜理沙さん(22)が殺害され財布などが奪われた事件で、週刊新潮が7日までに、強盗殺人容疑で逮捕された日本人の少年(18)とルーマニア人の少年(17)の顔写真と実名を掲載した。 7日発売の同誌は「凶悪冷血『未成年ペア』肖像写真と荒廃家庭」と題した記事で、2人の生い立ちなどを報道。大阪高裁が2000年、殺人罪などに問われた犯行時19歳の被告の実名と顔写真を月刊誌「新潮45」が掲載したことについて、容認する判断を示したことに言及している。 同誌編集部は「事件の重大性、凶悪性から未成年でも実名、顔写真の報道が認められた確定判決もある。今回も、社会の正当な関心に応える上で同様のケースと判断した」とコメントしている。