おじいちゃんのほんのりとした愛情が伝わってきます。
さようならを言うのを忘れていたという別れの場面は泣けます。
そのときの言葉も素敵。
「子どもは行儀よくしなくちゃならないが、しすぎることはないぞ。それから、いつもでなくていいから、じいじのこと、思い出してくれ。」
私の父親もそんな思いだったんじゃないかな、と思います。
ああ、俺も絵本作家になりたい。金儲けじゃなくて、感動を与える仕事をしたいものですね。
子どもたちにもこの愛情あふれる本を伝えたくて、借りてきたのですが、先を越されちゃいました。
http://www.amazon.co.jp/dp/4751522787/
死んじゃったはずのおじいちゃんが夜になって、エリックのところへやってきました。だけど、なんだかちょっとヘン…。大切だけど、ちいさな子には少しむずかしいことを、じいじとのユーモアたっぷりの会話から理解していくエリックの姿が心に沁みるデンマークの絵本。