厳しい中学受験をしてまで名門校を目指すというのは、OBOGという無形の資産を手に入れるかもしれません。

厳しい中学受験をしてまで名門校を目指すというのは、OBOGという無形の資産を手に入れるかもしれません。
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良い大学に入ったり、良い会社に入ったりするためじゃないですよね。今更ながらですけど。

「金融開成会」後輩生徒を応援 投資銀や日銀で活躍、名門校OBが結束 母校で講演会/英語習得支援 グローバル意識育む :日本経済新聞.

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事務局を担うのは、30~40代のOBたちだ。松本氏を兄貴分に定期的に幹事会を開く。その一人、野村証券の若生寿一エクイティ・マーケット・ストラテジスト(49)は「集まると中高生の頃を思い出し、初心に戻った気持ちになる」と語る。経験を在校生に還元するだけでなく、自らを振り返る機会にもなっている。

学年を問わず結束が固いのには理由がある。開成生にとって一番重要な行事は5月の運動会だ。中学1年生から高校3年生までが縦割りで分かれ、対抗戦に臨む。すべて生徒が運営する。メディアから取材申し込みもある名物行事だ。

高校生が中学生を指導し、後輩はその姿から学ぶ。卒業生同士が初めて顔を合わせても、運動会で何色グループだったかで盛り上がる。母校を思う卒業生に対し、柳沢幸雄校長(67)は「金融開成会も含め、後輩の面倒をみてくれるOBを誇りに思う」と話す。