子どもの暗記力をアップさせるコツ 。何となくそんな気もしますが、根拠とか実績はよくわからないのです。

暗記力というか記憶力をあげるのは永遠の課題です。受験というものが存在する限りは。

巷にはいろいろな方法論があり、それらは一定の納得感はあるのですが、あまり科学的なものがないので、本当のところはわからなかったりします。

今回の引用した文章の中では、「簡単なドリルを繰り返す」というのを実践してみたいと思います。

基本問題が100%できれば、中学受験は乗り切れるというのが、持論なので。

情報源: 子どもの暗記力をアップさせるコツ | 門衛

子どもの暗記力をアップさせたいと考えるお母さんは、成績アップを期待しているお母さんかと思いますが、勉強にはコツがあることをご存じですか?

このコツをつかめば、幼稚園児でさえも大人顔負けの暗記力を発揮することだってあるのです。 子どもの可能性は無限大です。 まだまだ脳も発達している最中なので、コツをつかんで暗記上手にさせてしまいましょう!

暗記力のコツをつかむために参考にしたいのが幼児教室の勉強方法です。

幼児教室とは、小学校のお受験のための、いわば塾のような場所。 小学校入学前の子どもたちが勉強をする場所なので、小さな子どもにも理解できるように教えるのが絶対条件です。 そんな幼児教室での暗記法で、イメージを合わせて覚えさせるという方法があります。

何種類かのカードを、2セットのペアにして覚えなくてはいけないとします。 ただボーっとカードを見ていても、枚数が多くなれば忘れてしまいますね。

そんなときは自分で物語をつけてしまいます。 「リンゴ」と「お地蔵さん」のカードがペアだったら、お地蔵さんの前にリンゴがお供えされている1枚のイメージにして合わせて覚えてしまいましょう。

「サボテン」と「さる」のカードがペアだったら、サボテンにさるが登ってトゲがささってしまった姿でしょうか。 この脳内イメージを自分でできるようにします。

学校の勉強にも応用してみます。

例えば清少納言と紫式部が混ざってしまいそうになって区別したい時にもこの方法が使えます。

清少納言は枕草子、紫式部は源氏物語ですね。 枕元に納豆がおいてあるイメージをして、「納」と「枕」を連想させてみたりします。 紫色の本をイメージしてタイトルは源氏物語にしてみてはどうでしょう?

他人には言えない強引な連想でも、自分の中で覚えてさえしまえばいいのです! 最初は連想にも時間がかかるかもしれませんが、慣れれば素早く覚えられるようになっていきますからね。

他にも勉強をするタイミングをうまくコントロールするのも大切なコツです。 人間の脳は、学んだ事をその日のうちに復習するとさらに記憶力が増すと言われています。

そのため学校で学んだことは、その日のうちに復習すると効果的です。 テスト前にやればいいや~と後回しにすると、忘れてしまっていて時間が倍必要です。 また寝る前に暗記物をすると覚えやすいという説もありますので、寝る直前の暗記物はオススメです。

勉強のタイミングとして、他のお稽古事を活用するのもありです! スポーツや身体を動かす習い事をしていたらチャンスです。

男の子ならサッカーや体操、女の子ならダンスや水泳などのお稽古の後がお勉強に適している時間と言えます。 スポーツをしたり、声を出したりするとアドレナリンというホルモンが分泌されます。 アドレナリンは超人的な力を出してくれるホルモンで、分泌させると覚醒状態になります。

オリンピック選手が本番で実力以上の成績を出したり、舞台役者が本番中に怪我をしても痛みを感じずに終演まで演じきれるのは、このアドレナリンのおかげです。

スポーツなど身体を動かした後や大きな声を出すことにより、オリンピックや舞台本番といった特別な状況ではなくても、アドレナリンは出ます。 そのためお稽古の直後に勉強をすると集中力アップが期待でき、成績アップにもつながります。

スポーツのお稽古のあとはついつい先に食事をさせてしまうかもしれませんが、30分でも勉強にあててみてはいかがでしょうか? 声を出すことでもアドレナリンが分泌されると言われているので、覚えたい事を声に出しながら覚えるのもいい方法です。

よくドラマに出ている役者さんが台本を覚える時にも使っている方法ですね。 役者さんは、セリフを覚えるのがお仕事です。 まさに暗記することをお仕事にしている人がやっている方法なのです。

成績を上げる勉強法としては、簡単なドリルを繰り返すことも効果的です。

90点以上とれたとしても100点満点とれたとしても、何度も繰り返します。 ついついさらに難しい問題を解こうとしてしまいがちです。

しかし簡単なドリルを繰り返して基本を繰り返すことにより、気付かないうちに難しい問題にも応用できる基礎力が身に付くのです。 できたからこのドリルは終わり、とせずに、答えを暗記してしまうくらいに繰り返してみてください。 新しいドリルを購入する必要もありません。

勉強はやり方がわかってしまえば、そんなに難しいものではないのです。 子ども自身がコツを理解してしまえば、お母さんの苦労もなくなりますよ!