「欠けているのは自主性」「大舞台=プレッシャーは間違い」という五郎丸選手の発言は重みがありますね。

確かにその通りだなと思ったので、メモしておきます。

7日の番組で、五郎丸歩が「世界との距離の縮め方」について持論を展開した
メンタルやプレッシャーを安易に発信する指導者たちに苦言を呈する五郎丸
大舞台イコール、プレッシャーという誤った認識を正していくべきとし

http://news.livedoor.com/article/detail/10806546/

まずは代名詞となったルーティンについて「W杯行って戦う中で、あそこで自分がルーティンを全く持ってなかったらどうなってたんだろうって思いました。ゾッとしましたね」と振り返った五郎丸は、大舞台でも普段通りの力を発揮できるルーティンの重要性を語った。

すると初めて五郎丸ポーズを行った際の周囲の反応を訊かれると「僕、結構注目されてますけど、海外行ったらヘンテコな格好の人いっぱいいますよ」と苦笑い。「それはその人のタイミングであったり、それでメンタルが落ち付いて蹴れるんであれば全然いい」と説明した。

それでも最初はメンタルトレーナーの導入にしっくりこなかったという五郎丸。「話してみれば、自分が感覚でやってしまっていることを字に起こして、感覚じゃなくて自分のものにしなさいと。自分がコントロールできるところでメンタルにアプローチしていく方法。だからすごいスッキリきた」といい、ルーティンを取り入れる意義を明かした。

その一方で、「メンタルとかプレッシャーっていうのをあんまり理解せずに大人って発信してしまうじゃないですか」と世の大人であり指導者達に苦言を呈した五郎丸は「子どもの時にそういったインパクトを持ってしまうとずっと間違った知識のもとに生きていくから、大舞台に立てば、イコール、プレッシャーがかかるんだとか。僕らは正しい知識をメディアを通じて発信していかなければ」と自らの使命を口にした。

その他にも「自主性というものが日本のスポーツには欠けているのかなとつくづく思いました」と切り出した五郎丸。「監督が言うのを待ってる自分達がいて、自分達がどうしてほしいっていうのを伝えることができなかった。小さい時から監督やコーチが全てで、そこに意見を言うことはイコール文句を言ってるっていう捉え方をするので、そういった環境はよくないって海外でプレーするとつくづく思います」と日本のスポーツ界における課題も――。