中学受験の食塩水の問題、定番は面積図だけど、面積図よりは、人類最大級の発明のツールを使うほうがいいのではないかと思います。

面積図、便利です。この解き方を最初に考えた人は天才だなぁ、と思います。

でも、この面積図、単純なパターンならいざ知らず、ちょっと問題が複雑化したら、描き切るのはかなり難しい気がします。

複雑な面積図を問題文の意図通りに描ける子は、そもそも、どんなやり方だって答えを導けるんじゃないでしょうか。

そこで、個人的には、面積図じゃなくて、「表」を使って、地道に整理するほうがわかりやすいと思っています。特に、算数が得意じゃない子にとっては。

「表」で整理するというのは、人間が考え出した、最も便利なツールの1つだと思います。縦と横でもれなく考え、場合によっては、ダブルチェックが可能です。

最初に、構造化して事象を整理した先人は、名前は残っていないけど、人類史に残る発明だと思うんですけどねぇ。あまり賛同されませんが。

とは言え、面積図だけで本があるとは、びっくり。