三浦弘行九段が対局中にスマートフォンを使って将棋ソフトを不正利用していた疑いで出場停止処分というのにびっくり。

三浦弘行九段が対局中にスマートフォンを使って将棋ソフトを不正利用していた疑いで出場停止処分というのにびっくり。

いやあ、びっくりです。

コンピュータがそれだけ強くなったということですね。それもある意味悲しいです。

ただ、そもそも将棋ソフトを利用しちゃいけない、という規則ってあるんですかね。ちょっと前までは、コンピュータよりもプロ棋士のほうが圧倒的に強かったので、不正にはなりえなかったはずなんですが。

http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1610/13/news125.html

 「棋士と将棋ソフトの共存」を掲げる将棋界が揺れている。

日本将棋連盟は10月12日、15日に開幕する第29期竜王戦七番勝負の挑戦者に決まっていた三浦弘行九段を、2016年内の公式戦出場停止処分にしたと発表した。七番勝負には挑戦者決定戦で三浦九段に敗れた丸山忠久九段が繰り上がりで出場する。

三浦九段には対局中にスマートフォンを使って将棋ソフトを不正利用していた疑いが持たれているが、本人は「やましいことは何もしていない」としてこれを否定し、今後の対応は「弁護士と相談する」としている。

…中略…

10月12日19時過ぎ、将棋連盟の公式Webサイトに「第29期竜王戦七番勝負挑戦者の変更について」と題した文章が公開された。タイトル戦の対局者が変更になることは極めて異例で、文中に具体的な処分理由が記されていなかったこともあり、業界関係者や将棋ファンを中心に大きな波紋が広がった。

当日中に将棋連盟は記者会見を行い、2016年夏ごろから三浦九段が対局の終盤に不自然に見える離席を繰り返し、将棋ソフトを用いた不正行為を行っているという疑いを複数の棋士(後に「5人前後」とされた)から指摘されていたことを明かした。

11日の常務会で説明を求められた三浦九段は「離席時は別室で身体を休めていた」と不正行為を否定したが、「疑いを持たれたまま対局はできない」として、今後の対局を休場する意向を示したとされる。将棋連盟は翌12日の15時までに休場届を提出するよう三浦九段に求めたが、期限までに提出がなかったため、開幕を控えた竜王戦を前に処分に踏み切った。