ブログとか掲示板を見ると、同じ過去問を何度もやっている人がいるみたいだけど、やるべきなのかなぁ。

ブログとか掲示板を見ると、同じ過去問を何度もやっている人がいるみたいだけど、やるべきなのかなぁ。
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こんな時期になると、やったからといって効果が出るかどうかわからないという意味でやるべきことはあまりないです。とはいえ、何もやらないと落ち着かないので、困ってしまいます。

そこで、1度やった過去問をやってみることにしました。私自身は、間違えた問題は、多くの場合、答え自体を記憶していて、解き方がわからなくても正解できる受験生だったので、本当に意味があるのか、かなり懐疑的ではあるのですが、他に選択肢がないので、仕方ないですね。

万が一、良い点が取れなかったときのための言い訳になるように、時間を正規の時間よりも5分ずつ短縮して実施しました。

結果、点数は前回と比べれば、それなりに伸びているけれども、間違えたところは同じ間違えをしたままのケースが結構多い印象ですね。そういう意味では「安定」しているのかも。

もう、あと2日。過去問をやるとしても、あと1回ぐらいだと思いますが、覚えるための問題集でなく、同じ過去問を何度もやるのってどのぐらい効果があるんでしょうね。

 

得意のネットで調べてみました。

結構、肯定的な意見って多いんですね。

http://www.chugakujuken.net/mailmag_advice/backnumber/20081003.html

第一志望の学校については、少なくとも5~6年分は演習しましょう。もちろん4科受験の方は4科、2科受験の方は2科解いてください。

…中略…

8年分収録されていれば8年分を、10年分収録されていれば10年分を解いてください。一回りすべての問題を解いてまだ余裕があれば、二回り目に入るのも十分効果があります。「二回目になると、どんな問題だったかをうすうす覚えていてあまり効果がないのでは?」という心配もあるかと思いますが、制限時間を2割程度短くして演習してみるなど、工夫次第では十分効果的な演習にすることができます。

 

http://www.jukuerabi.info/707

過去問は3回は、解いた方がいいです。過去問を解く時期は、

1回目:小学6年生の夏休み
2回目:小学6年生の11月まで
3回目:小学6年生の1月まで

に解くようにスケジュールを組んでおくといいです。

1回目は夏休みに過去問を解きます。夏休み期間は塾や合宿で忙しいと思いますが、そんな中でも過去問を解く時間を作ります。1回目の過去問は、全く解けなく、点数が悪い結果に終わると思います。この時期はそれで大丈夫です。実力的にまだ、これからという時期です。1回目は時間を計らずに、じっくりと時間を掛けて解いていくことが重要な時期になります。分からない問題は解説を読んで理解し、解き方を学んでいくことに重点をおきます。

過去問は過去10年分はやっておきたいです。出題傾向と解き方を理解するということが重要な時期ですので、いい加減にやらずに、しっかりと時間を掛けて行います。ただし、過去問を解く年数は10年と書きましたが、1つ注意があります。

それは、毎年出題傾向が同じ学校であれば、10年分の過去問を解くことが受験に対して大きな自信になりますが、毎年出題傾向が変わってしまう学校の場合には10年分の過去問を解くことに意味が無い場合がありますので、見極めが必要になります。

2回目は秋の時期、11月までに2回目の過去問を解きます。夏休みにじっくりと解くことをしたなら、2回目の過去問は60点から70点程の点数が取れるようになっています。解き方も覚えて解けるようになってくる時期です。解けたり、点数が上がっていたら子供を褒めてあげましょう。

3回目は、12月から1月の時期に行います。受験する中学校の前までに3回目の過去問を解くといいです。3回目ですので、得点も100点に近い点数を取ることが出来るようになります。受験する学校の過去問を100点に近い点数で解けるということが大きな自信になります。そして、時間を計るようにします。時間内の終わらせることも重要になりますので、時間感覚を養う意味からもきちんと時間を計って本番と同様に行なうといいです。

 

肯定的な意見が続いたので、否定的な意見も。

http://www.oyawaza.com/backnumber/post-426.php

ちなみに、過去問は3回もやる必要はありません。

3回やって、やっと合格点が取れた!

果たしてそれで自信がつきますか?

答えは、ブーでしょう。同じ問題はもう出ないわけだし・・・

3回もやれば、できて当然だろ!なんて子供だって思います。

お友だちが3回したというのは、学力をつけるためではなく、1回目で不得意な単元を見つけ出し、その単元を十分に勉強した上で2回目に臨んだ。それでも、合格点に届かないため一応3回目をした。

こんな感じじゃなかったのでしょうか?

または、1回目で合格点を出したけれど、時間配分や捨て問の選択などを吟味するために3回やったか。いずれにしても、合格者の話は、その前段となる部分も含めて聞かなければ、それこそ劇薬になってしまいます。

私の個人的な感覚としては、何回もやる必要はないと思いますけどね。ある程度の年数はやるべきだとは思いますが。

 

でも、一番、面白かったのはこれです。ネタでしょうけど。全然、アドバイスにはなりませんが。

http://ikaretyugakujyuken.blog.fc2.com/blog-entry-6109.html

東京都内にて、受験日を目前に控えた中学受験ママが、
「もう嫌だ!受験なんて、やめる!うちの子、全然ヤル気がない!」
と泣き叫んでいることがわかりました。

調べによると、泣き叫びの原因は、過去問演習の得点と誤答。

一度取り組んだものをやらせろと言われ、二度目の過去問演習をさせたが、息子の得点は、一回目を大幅に下回った。

ママがブチ切れたのは、誤答の内容を見た瞬間。
「TPP」と書くべきところを、息子は「PPAP」と解答。

この瞬間、ママは過去問冊子を床に叩きつけたという。

息子によると、ママが悪い。
「うっかりミスなのに、うるさい」
「空欄をなくせ」「なんでも良いから書け」「書かないよりもマシ」と指示したのは、ママ。
だから、僕はがんばった、とのこと。

また、息子は、「TPP」と「PPAP」はほとんど同じような文字であり、惜しい解答だと思うとも主張。
ママの怒りに油を注いでいる♪( ´▽`)

さらに息子は、「トランプ大統領が、離脱を宣言したのだから、まちがえてもそんなに悪いことじゃない」
と意味不明な発言もしている。

現在のところ、ママの怒りは全くおさまる気配を見せない。

少年の中学受験が心配である。