松本城公園で酒を飲むことが「下品」なら、蕎麦屋で下品な話を大声でしている私たちは何と呼べばいいんだろう?

それにしもて、品格ですか。この教育委員会の人たちは、品格を語ることができるほどの、さぞ立派な品格をお持ちなんでしょうね。

まあ、泥酔して警察に保護されかける人間が何を言っても説得力はないでしょうが、「品格」ですかねぇ。治安とか美化とか警備コストとか別の観点なら納得もできるのですが。

でも、品格に欠けていても、ちゃんと税金も払って、楽しく生活しているので、前向きに生きていきたいです。

 そんな中、長野県松本市の教育委員会が「松本城公園の品格に、飲酒はふさわしくない。自粛を要請する」という判断を下して、議論を呼んでいます。

この自粛要請の影響を受けたのが、2014年から毎年9月に松本城公園で開催されていた「ビアフェス信州クラフトビールフェスティバルin松本」です。

公園の管理権限を持つ市の教育委員会から開催自粛を要請され、ビアフェス信州の実行委員会(同市の飲食店経営者などで構成)は、9月の開催断念を余儀なくされました。

近年ではビアイベントを含め、公園のさまざまな活用方法が拡大され、各地でこれまであまり人が寄り付かなかった公園が多様に活用されるようになってきています。

これまでは、なんでもかんでも禁止ばかりだった公園。皆のための公園のはずが、あまりになんでも禁止されすぎて何にも使えないということが多数ありました。

しかし今年、国土交通省が所管する都市公園法の大幅改正によって複数の規制が緩和されました。それによって、保育園などの整備から飲食施設の開発などに至るまで公園が多目的に活用可能になっているという潮流があるのです。にもかかわらず、同市の教育委員会が「飲食をともなうイベントは品格がない」という前近代的な判断を下したことによって、混乱が発生しています。

(中略)

ネットや市役所にもさまざまな問い合わせが入ったこともあり、実行委員会側と市役所側とで7月31日に協議が持たれたようです。実行委員会側の発表として、市側が「飲酒=品格がないといったつもりはないが、誤解を与えたことや関係団体との調整不足、さらには、より開かれた協議を行うべきだった」と反省し、来年度の開催について協議することになったとのことです。

とはいえ、今年度の開催については中止が決まってしまったわけですし、恐らく地元紙やネットで話題にならなければ、このような協議を持つことにもならなかったでしょう。正当な理由もなく中止を要請したのは事実であり、市側は一連の混乱を重く受け止める必要があります。そもそも、誤解を与えるような曖昧な規定が承認されること自体が異常です。