「親の延命治療」に苦悩した人の偽らざる本音、「なんでもしてください」は本当の愛情なのか。

「親の延命治療」に苦悩した人の偽らざる本音、「なんでもしてください」は本当の愛情なのか。

難しい問題だけど、その通りだと思います。

カリフォルニア娘は、大迷惑ですね。兄弟だったら、キレちゃいそう。

 

https://toyokeizai.net/articles/-/231478

緩和医療を専門とし、ACPに詳しい神戸大学の木澤義之特命教授は、「健康なときは本人の意識も変わる。そのため、まず聞いておくといいのは価値観や人生観といった、病気になってからでも元気なときと大きく変わらないこと」と解説する。こうしたことを聞いておくだけでも、万が一、本人の意思がわからなくなった場合、最終段階の医療やケアについて医師と家族で落としどころを考えるときの有力な材料になる。

厚労省の調査(「人生の最終段階における医療に関する意識調査」)によれば、ACPについて賛成と答えた人は64.9%を占めた。だが冒頭のメルマガアンケートの結果で示したとおり、実際に親子で詳しく話し合っている人はごく僅かだ。

一度もそうした話をしたことがない人は、お盆や法事などで家族が集まったとき、「おじいちゃんのときはこうだったね」と言って振り返り、親の胸の内をそれとなく聞いて見る手もあるだろう。誰にでも最期は必ず訪れる、帰省の機会にでも少し話題にしてみてはどうだろうか。