久しぶりにやってみました。10年前と比べて、あまり変わっていません。人間はそんなには変わるもんじゃない、ってことですかね。
「最上志向」「着想」「未来志向」は同じでしたが、「戦略性」「指令性」が「親密性」「個別化」に変わっていました。
この10年で、以前よりも人間関係構築の能力が強みとなりつつあるようです。やってきた仕事を考えるとそんなもんかもしれません。
2009年2月:
2018年9月:
自分の現在と過去の上位の資質について、下記サイトから情報をまとめました。
https://www.gallupstrengthscenter.com/
https://xn--bckg8a9ab8bxc5fpjscf3i.com/
https://jibun-compass.com/
最上志向:
常に上を目指し、何かを極めようとするその姿勢で、世の中のあらゆることを停滞させることなく前へ前へと進ませる、それが「最上志向」の役割です。
- 自身の”強み”を活用した場合の成長や利益の大きさを本能的に理解している。
- あなたの才能を評価してくれる人々を常に探している。
- 身体的、精神的なエネルギーを「自分がより上手くやるための方法を知ること」に使うことが多い。
- 正しい取捨選択が成功の鍵となることが多い。
- 明確な労働観をもつことが、目的達成の鍵となる。
- 他人があなたの強みを認めてくれた場合に、最大の力を発揮する。
- 生まれながらの才能や獲得したスキル・知識を人に賞賛されたいと感じる。
- 自身の才能をパーソナリティや専門性の更なる向上に使う傾向がある。
- すでに高いレベルに達した事柄を更に向上させることを好む。
- 繰り返し「より上手くできないか?これが自身のマックスか?」と自問する傾向がある。
- 過去の成果や生まれながらの才能に満足してしまうことを「平凡に流れること」だと感じ、危機感を覚え、そうならないために一生懸命になる。
モチベーションの在処を見つけることに長ける。また、その特性を活用して他者を鼓舞できる。- 個人個人のユニークさを認め、賞賛する。
優秀であること、平均ではなく。これがあなたの基準です。平均以下の何かを平均より少し上に引き上げるには大変な努力を要し、あなたはそこに全く意味を見出しません。平均以上の何かを最高のものに高めるのも、同じように多大な努力を必要としますが、はるかに胸躍ります。自分自身のものか他の人のものかに関わらず、強みはあなたを魅了します。真珠を追い求めるダイバーのように、あなたは強みを示す明らかな徴候を探し求めます。生まれついての優秀さ、飲み込みの速さ、一気に上達した技能――これらがわずかでも見えることは、強みがあるかもしれないことを示す手がかりになります。そして一旦強みを発見すると、あなたはそれを伸ばし、磨きをかけ、優秀さへ高めずにはいられません。あなたは真珠を光り輝くまで磨くのです。このように、この自然に長所を見分ける力は、他の人から人を区別していると見られるかもしれません。あなたはあなたの強みを高く評価してくれる人たちと一緒に過ごすことを選びます。同じように、自分の強みを発見しそれを伸ばしてきたと思われる人たちに惹かれます。あなたは、あなたを型にはめて、弱点を克服させようとする人々を避ける傾向があります。あなたは自分の弱みを嘆きながら人生を送りたくありません。それよりも、持って生まれた天賦の才能を最大限に利用したいと考えます。その方が楽しく、実りも多いのです。そして意外なことに、その方がもっと大変なのです。
(強みと弱み)
- 現状に満足せず、どこまでも上を目指す向上心。好きなことならいくらでも頑張れる。目指す理想が高い。無駄が嫌いで効率を大事する。仕事の質が高い。自分の強みを伸ばすことに集中する。人の才能に着目する。
- 嫌いなことに全く意欲がわかない。人を優秀さで区別する。周囲にも向上心を押し付ける。欠点に目が向かない。理想と現実の差に勝手に落ち込む。
着想:
「着想」は、その独創的な視点から生み出されるアイディアで、革新的な何かをもたらすことのできる資質です。
- 複雑に見える物事の裏側に存在する、的確で簡潔な表現方法を発見すると嬉しくなる。
- 見た目には共通点の存在しない現象に、なんらかの共通点を見出すと創造力をかき立てられる。
- 多くの人が中々解決出来ない日常的な問題に対し、新たな視点をもたらす人物である。
- 世の中の既知の事実をひっくり返すことに無上の喜びを感じる。
- 目新しい考えや、逆説的な考え、奇抜な考えを好む傾向にある。
- 新しい着想が生まれるたびに、エネルギーが電流のように身体を駆け巡る体験をすることが多い。
- 他の人たちからは、「創造的」「独創的」などと評される傾向にある。
- 着想のある人生にスリルを感じ、そんな生活を送れていると幸福を感じる。
あなたは着想に魅力を感じます。では、着想とは何でしょうか? 着想とは、ほとんどの出来事を最もうまく説明できる考え方です。あなたは複雑に見える表面の下に、なぜ物事はそうなっているかを説明する、的確で簡潔な考え方を発見すると嬉しくなります。着想とは結びつきです。あなたのような考え方を持つ人は、いつも結びつきを探しています。見た目には共通点のない現象が、何となく繋がりがありそうだと、あなたは好奇心をかき立てられるのです。着想とは、皆がなかなか解決できずにいる日常的な問題に対して、新しい見方をすることです。あなたは誰でも知っている世の中の事柄を取り上げ、それをひっくり返すことに非常に喜びを感じます。それによって人々は、その事柄を、変わっているけれど意外な角度から眺めることができます。あなたはこのような着想すべてが大好きです。なぜなら、それらは深い意味があるからです。なぜなら、それらは目新しいからです。それらは明瞭であり、逆説的であり、奇抜だからです。これらすべての理由で、あなたは新しい着想が生まれるたびに、エネルギーが電流のように走ります。他の人たちはあなたのことを、創造的とか独創的とか、あるいは概念的とか、知的とさえ名付けるかもしれません。おそらく、どれもあてはまるかもしれません。どれもあてはまらないかもしれません。確実なのは、着想はあなたにとってスリルがあるということです。そしてほとんど毎日そうであれば、あなたは幸せなのです。
(強みと弱み)
- 今まで誰も考えたことがない、全く新しいものが思いつく。斬新な考え方。型にハマらない。行き詰まった問題を新しい視点で打開する。
- 話が飛んで「何を言っているのか分からない」と言われる。新しいもの好きで飽きっぽい。非現実的。
未来志向:
「きっと未来は開ける」そう信じている「未来志向」の人は、現状に光が見出だせず閉塞感を感じている人にも、夢と希望を与え、顔を上げ前を向いて進む勇気を与えられる人です。
- 「もし、・・・だったらきっと素晴らしいなあ」と未来を見つめて色々なことを空想するタイプであることが多い。
- 未来に待ち受けているかもしれない事柄の細かい詳細まで鮮明にイメージできる。
- どのような情景を未来にイメージするのかはあなた自身のほかの【強み】によって決まることが多い。
- 鮮明なイメージによって、【未来志向】を強みに持つ人は日々の活力を得る。
- あなたの描く鮮明な未来へのビジョンは、他の人にも活力を与えることが多い。他の人は未来の話について、あなたのビジョンを聞きたいと感じる。
- 言葉を慎重に選び、話の中であなたのビジョンを活き活きと描く能力を高めることで、多くの人を動かすことのできる人材になれる。
「もし・・・だったら、どんなに素晴らしいだろうなぁ」と、あなたは水平線の向こうを目を細めてみつめることを愛するタイプの人です。未来はあなたを魅了します。まるで壁に投影された映像のように、あなたには未来に待ち受けているかもしれないものが細かいところまでみえます。この細かく描かれた情景は、あなたを明日という未来に引き寄せ続けます。この情景の具体的な内容―より品質の高い製品、より優れたチーム、よりよい生活、あるいはよりよい世界―は、あなたの他の資質や興味によって決まりますが、それはいつでもあなたを鼓舞するでしょう。あなたは、未来に何ができるかというビジョンがみえ、それを心に抱き続ける夢想家です。現在があまりにも失望感をもたらし、周囲の人々があまりにも現実的であることがわかった時、あなたは未来のビジョンをたちまち目の前に呼び起こします。それがあなたにエネルギーを与えてくれます。それは、ほかの人にもエネルギーを与えます。事実、あなたが未来のビジョンを目に浮かぶように話すのを、人々はいつでも期待しています。彼らは自分たちの視野を広げ、精神を高揚させることができる絵を求めています。あなたは彼らのためにその絵を描くことができます。練習しましょう。言葉を慎重に選びましょう。できる限りその絵をいきいきと描きましょう。人々はあなたが運んでくる希望に飛びつきたくなるでしょう。
(強みと弱み)
- 未来を予測して人に伝える。イメージを膨らませて未来を作っていく。夢を持っている。ビジョンを語る。
- 現状に満足しない。空想にふける。今に集中していない。
親密性:
「親密性」は、“信頼“をキーワードに一人ひとりと強い信頼関係を築き、何があっても仲間にサポートしてもらえるとの深い安心感を与える資質です。
- 既に知っている関係にある人とより深い関係を結びたいと感じる。
知らない人と出会うことを必ずしも避けるとは限らない。【親密性】という強みを上位にを持ちながら、【コミュニケーション】や【社交性】の強みを有する人も少なからず存在する。そのような人は、幅広い交友関係を築きつつも、親しい友人の側に居るときに大きな喜びと力を得ることが多い。- いったん最初の関係が出来ると、積極的にその関係を深めようとする。
- 相手にも自分自身を深く理解してほしいと感じる傾向にある。
- 親密さの危険性 – 相手に利用されるかもしれない – を理解した上でもそれを受け入れる。
- 【親密性】の強みを持つ人にとって、人間関係はそれが「本物」である場合にのみ価値を持つ。
- 普通の人は抵抗を感じうる、「相手に身を委ねてお互いの関係を探る」というステップを喜んで踏み進め、真の人間関係を築こうと努力する。
「親密性」という資質は、あなたの人間関係に対する姿勢を説明します。 簡単に言えば、「親密性」という資質によって、あなたはすでに知っている人々に引き寄せられます。あなたはかならずしも未知の人たちと出会うことを避けているわけではありません。事実、知らない人と友人になるスリルを楽しむような他の資質を、あなたは持っているかもしれません。しかし、あなたは親しい友人のそばにいてこそ、大きな喜びと力を得るのです。あなたは親密であることに心地よさを感じます。一旦最初の関係ができあがると、あなたは積極的にその関係をさらに深めようとします。あなたは彼らの感情、目標、不安、夢を深く理解したいと思っています。そして、彼らにもあなたを深く理解してもらいたいと願っています。あなたは、このような親密さがある程度の危険性を含んでいることを知っています。あなたは利用されるかもしれないのです。しかし、あなたはその危険性を進んで受け入れます。あなたにとって人間関係は、それが本物である時のみ価値を持ちます。そして、それが本物であるかどうかを知る唯一の方法は、相手に身を委ねることです。互いを共有すればする程、お互い危険性も大きくなります。お互い危険性が大きくなればなる程、自分たちの意思が本物であることを、よりはっきりと証明できるのです。これらが真の友情を築き上げるためのひとつひとつのステップであり、あなたはそのステップを喜んで進めて行きます。
(強みと弱み)
- 誠実で信頼される。1対1で深い関係を築ける。裏表がない。つながった仲間を大事にする。仲のいい人と働いているときに力が湧いてくる。
- 知っている人を優先する。仲のいい人へのえこひいき。大人数のパーティは苦手。1対1で時間をかけて関係性を築く必要性。
個別化:
「個別化」は、一人ひとりの違いに目を向け、個性を尊重し受け入れることで、一人ひとりが「このままでいいんだ!」とありのままで居られる、安心の場を作る資質です。
- 人それぞれのユニークな個性に興味を惹かれる。
- 物事をまとめて一般化するのではなく、個々の違いに注目する。
- 人間観察の能力に優れ、個人個人の人生における「その人だけの物語」を理解しようとする。
- ある人にとってぴったりのプレゼントを選ぶことが出来る。また、そのような役割を任されやすい。
- 何事においても個人個人に合わせた対応をとれる。また、それが得意である。
- 一人一人の最も良いところを引き出すことができる。
- 個人個人にぴったりの配役を考えることができるため、生産性の高いチームをつくる上で不可欠な人材になれる。
「個別化」という資質により、あなたはひとりひとりが持つユニークな個性に興味を惹かれます。あなたはひとりひとりの特徴や個性を覆い隠したくないので、人を一般化したり、あるいは類型化することに我慢できません。むしろ、個人個人の違いに注目します。あなたは本能的にそれぞれの人の性格、動機、考え方、関係の築き方を観察しています。あなたはそれぞれの人生における、その人にしかない物語を理解します。この資質によって、あなたは、友達にぴったりの誕生日プレゼントを選んだり、ある人は人前で誉められることを好み、別の人はそれを嫌うことを分かったり、一から十まで説明して欲しい人と、一を示せば十を知る人とに合わせて、教え方を調整できたりするのです。あなたはほかの人の強みをとても鋭く観察する人なので、ひとりひとりの最もよいところを引き出すことができます。この個別化という資質は、あなたが生産性の高いチームを作ることにも役立ちます。完璧なチームを作るに当たり、チームの「組織構造」や「作業手順」に着目する人もいますが、あなたは優秀なチーム作りの秘訣は、各自が得意なことを充分に発揮できるような、強みに基づく配役である、ということを本能的に知っています。
(強みと弱み)
- 人間1人1人を理解している。違いを尊重する。1人1人の強みを活かしたマネジメント。適材適所を実現できる。人を決め付けない。
- 個人を大事にしすぎてグループ全体のニーズを犠牲にしまう。1人1人オーダーメイドの対応をしてしまって時間が足りなくなる。
戦略性:
「戦略性」は、物事の全体像を把握しながら先を見通しうまくいく道筋を周囲の人に指し示す資質です。
- 色々なものが乱雑に置かれた状態から、最終目的に到達する最前の道を発見する能力に長けている。これは、物事に対する特殊な見方であり、通常の学習では得られないことが多い。他の人には”乱雑さ”としか映らないものの中に、パターンを見出せる。
- 「こうなったらどうなる?では、こうなったらどうなる?」と自問自答を繰り返し、先を読むことができる。
- この先起こる可能性のある障害やその危険性を正確に予測できる。
取捨選択の能力に優れる。- 自身が導きだしたパターンを確実に遂行する能力に優れ、高い行動力を発揮する。
- 過去の事例から学ぶことによって経験値を増やし、自身のもつ【戦略性】の精度を更に高めることができる。
戦略性という資質によって、あなたはいろいろなものが乱雑にある中から、最終の目的に合った最善の道筋を発見することができます。これは学習できるスキルではありません。これは特異な考え方であり、物事に対する特殊な見方です。他の人には単に複雑さとしか見えない時でも、あなたにはこの資質によってパターンが見えます。これらを意識して、あなたはあらゆる選択肢のシナリオの最後まで想像し、常に「こうなったらどうなる?では、こうなったらどうなる?」と自問します。このような繰り返しによって、先を読むことができるのです。そして、あなたは起こる可能性のある障害の危険性を正確に予測することができます。それぞれの道筋の先にある状況が解かることで、あなたは道筋を選び始めます。行き止まりの道をあなたは切り捨てます。まともに抵抗を受ける道を排除します。混乱に巻き込まれる道を捨て去ります。そして、選ばれた道――すなわちあなたの戦略――にたどり着くまで、あなたは選択と切り捨てを繰り返します。そしてこの戦略を武器として先へ進みます。これが、あなたの戦略性という資質の役割です:問いかけ、選抜し、行動するのです。
(強みと弱み)
- あらゆる可能性を検討する。物事を進める最善のルートを見つける。全体像が見える。いくつも方法を思いつくので、可能性を諦めない。
- いつもと同じやり方で物事を進めたくない。新しいことを試したい。ルートを検討するだけで動き出さない。
指令性:
「あなたなら絶対できる。大丈夫だよ!」本当に思っていることしか口にしない「指令性」の人から出たこんな力強い言葉は、周囲の人に何か大きなことにチャレンジする大きな勇気を与えます。存在そのもので周囲に信頼と安心を与えられる稀有な存在なのです。
- 物事の主導権を握らないと気が済まない傾向がある。
- 自分の考えを人に伝えたり、定めた目標にほかの人を同調させないと落ち着かない。
- 対決は解決策を見つけるための第一歩であるという考えを持ち、それを恐れない。
- 事実や真実がどれだけ不愉快で不都合なものであっても、それを明確に示そうと感じる。
- 他人から「頑固」という評価を受ける一方で、進んで主導権を握ってほしいとも思われる存在であることが多い。
- 立場をはっきりと示し、周囲を巻き込んで一定の方向へ導く力に長ける。
強い存在感を示すことで、人々を惹き付ける存在となりうる。
「指令性」という資質によって、あなたは主導権を握ります。ほかの人と違い、あなたは自分の考えを他人に強く主張することを苦痛とは感じません。それどころか、ひとたび考えが固まると、あなたはそれをほかの人に伝えずにはいられません。そしてひとたび目標が定まると、あなたはほかの人をそれに同調させるまで安心できません。あなたは対立に怯えることはありません。むしろ、対立は解決策をみつけるための第一歩であることを知っています。ほかの人は不愉快な状況に立ち向かうことを避けようとするかもしれません。ところが、「事実」や「真実」がどれだけ不愉快なことであろうとも、それを示さなければならないと感じます。あなたは、課題が人々の間で明確に理解されていることを求めます。従って、あなたは人に、偏った考えを持たず正直であることを要求します。あなたは彼らにリスクに挑戦することを迫ります。彼らを怖がらせることすらあるかもしれません。これを嫌って、あなたのことを頑固と呼ぶ人もいるかもしれませんが、一方で、進んであなたに主導権を握らせることもしばしばあります。人々は、立場をはっきりと示し、周りの人にもある特定の方向に向けて行動するように求める人に魅力を感じます。だから、人々はあなたに惹きつけられるでしょう。あなたには強い存在感があります。あなたは「指令性」を備えた人です。
(強みと弱み)
- 裏表がなく率直。意見の対立や議論を恐れない。喜怒哀楽など感情がはっきりしている。耳の痛いフィードバックでも真摯に受け止める。状況の主導権を握ってコントロールする。存在感がある。
- 人から強制されるのが嫌い。独裁的になる。横柄。直球の言葉で人を傷つける。