- 2015/06/20
世界で通用する人がいつもやっていること、これは、やっつけ仕事だと思うな。
情熱大陸に出るほど有名な中野信子さんの著書。期待していたのに、期待外れでした。 脳科学とかは、全く、……
読んでいてしっくりきました。いくつか、自分の中にすんなり入ってくるフレーズがあり、勇気づけられました。
内容としては、落合博満の采配のほうが、深い気がします。
ただ、采配は会社のトップ層、心を整える現場リーダー層に適しているとも思います。それは、監督という立場とキャプテンという立場の差なのかもしれません。
136万部突破の国民的ベストセラーが文庫化!
所属チームで干されても腐らずにレギュラーを奪い返した。ワールドカップ予選では、主将としてチームを束ね、本大会への切符をつかんだ。結果を出し続ける長谷部誠だからこそ、多くの読者の胸をうつのである。『心は鍛えるものではなく、整えるものだ。いかなる時も安定した心を備えることが、常に力と結果を出せる秘訣だ。自分自身に打ち勝てない人間が、ピッチで勝てるわけがない。』日本代表キャプテンとして、チームを勝利へ導いた男の実践的メンタルコントロール術。
長谷部誠はサッカー選手としては、特に特徴がある選手ではない。試合を決定するフリーキックが蹴れるわけではないし、突出したテクニックを持っているわけではない。だが、彼はあらゆる指揮官に重宝される日本代表の中心人物だ。それに加え、浦和レッズではタイトルを総なめにし、移籍したドイツでは、クラブチームを初優勝に導いた。そして、記憶に新しいアジアカップでのチーム優勝……。彼は一体何を持っているというのか。それは、類まれなるメンタルコントロール力にある。心はよく「鍛える」「磨く」などと表現されるが、長谷部誠は違う。心を「整える」のだ。生活のリズム、睡眠、食事、そして、練習。日々の生活から、心に有害なことをしないように、少しでも乱れたら自分で整える。そうすることによって、いかなる試合でも、いかなる場面でも揺らぐことがなく、ピッチで力が発揮できるという。実践することはいたってシンプルながら、だからこそ、慌しい現代では意識をしないと難しいもの。力を抜いて無理なく自然体で行える姿は、まさに彼の心情が姿勢として表れている証明だろう。今最注目のアスリートのビジネスでも、スポーツでも、あらゆるシーンで応用できる新メンタルコントロール術!