- 2018/07/22
重松清の「とんび」、父親の不器用な想いが、じわっと伝わる感動的な本です。あまりにも、いいので、長女に強く勧めました。
父親なんて、ほとんどが不器用で、器用にしようと思うと、ますます不器用になっちゃう生き物だと思います。……
自分の子どもが中年じゃないし、今の時点でひきこもってはいないので、言えるのかもしれないけど、私の感覚では、成人した大人を子ども扱いしているのが、一番の原因じゃないかと思います。
子どもであっても、小学生にもなれば、別人格の他人として接するべきなのに、親が自分と同じ人格のように扱うのがいけない気がします。
リンク先の文章のしめくくりに、親は70代ですが、あきらめずに前を向いています、というような内容が書いているのですが、きっとダメだろうな、と思う次第です。まだ、子ども扱いしていますから。
https://president.jp/articles/-/28966
ひきこもりの長期化・高齢化が問題になっている。働けない子供を持つ家庭の家計相談を受ける村井英一氏は「お金に余裕のある親が子供を甘やかしているという批判もありますが、お金を渡さなければ働けるようになるわけでもない」という――。