会社を辞める人の分析の仮説を立ててみたところ、辞めてもらっていいんじゃないか、と思い始めました。

会社の人事制度って、どの会社も同じじゃないので、一概には言えませんが、業績をベースにしたボーナスの査定と、業績プラスアルファを考慮した昇進の査定が2系統に分かれている評価モデルをベースとして話をします。

なぜなら、ある程度、一般的ですし、私の勤めている会社もそうだからです。

先進的な人事部だと、社員の人事データを集めて、退職との相関関係や、エース人材との相関関係を調べていることだと思いますが、あまりうまくいかない気がします。

因果関係があると思われるデータを数値かするのは難しいし、主観的な評価が多かったり、施策でブレが生じたり、データのクオリティが低いからです。

でも、退職(転職)については1つかなり有力な仮説を持っています。

「ボーナスの査定÷昇進の査定」の値が高い人ほど退職する。

つまり、業績はいいけど、昇進しない人が辞めやすい、ってことです。

じゃあ、上記の数値が全員1にすればいいのか、という話ですが、それは、評価を一系統にするだけで、あまり良いとは思いません。クソみたいな人間だけど、業績だけは良い人間を偉くするかって話だからです。

以前に書いたように、昇進させるかどうかは、人徳のある人間にという西郷隆盛の教えから考えると、やはり、業績と昇進は相関関係は否定しないものの、独立したものにすべきだと思います。

これは、まさにその通り。本当に実践して欲しい。 結局、業績を出している、人徳の無い奴を選びがちなんですよね、会社って。 ...

ということで、何が言いたいかというと、「ボーナスの査定÷昇進の査定」が低い人間は人徳が不十分ということなので、辞めてもらって構わないんじゃないか、ってことです。

業績を上げているので、もったいないという見方もあるけれども、中長期的に見れば、貢献度が低いはず、少なくてもちゃんと昇進の査定が機能しているならば、そうなるはずなので、気にしなくていいんじゃないでしょうか。

そして、どちらかと言うと、逆に辞めてもらったほうがいいんじゃないかと思います。

なぜなら、昇進の査定って、リーダーとして相応しいかどうかという基準で評価しているはずさからです。

もちろん、昇進の査定が機能していない会社は、どうにもしようがないことは言うまでもありませんが。