レッドファミリー、テンポは悪いんだけど、北朝鮮を揶揄しつつ、家族について考えさせられる映画です。

レッドファミリー、テンポは悪いんだけど、北朝鮮を揶揄しつつ、家族について考えさせられる映画です。
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最初は、北朝鮮のスパイって、スパイを監視するスパイがいて、祖国に人質がいて、何かあると殺されて、でも、やっていることはレベル低いなぁ、という感じで、北朝鮮を小バカにするのかと思っていました。

が、実は、そんな厳しい生活の中でも、家族への憧れ、葛藤するという、ハートウォーミングな話でした。ただ、隣の韓国人家族はひどすぎなので、これに憧れるのか、とは思いましたが。

最後、ミンジはどうなったんだろう。幸せに暮らしてくれればいいのに、といつの間にか感情移入してしまっていました。

 

誠実な夫、美しい妻、優しい祖父に愛らしい娘―。彼らは、人も羨む理想の家族だ。ところが、家に入るとその関係は一変、彼らの正体は妻役が班長を務める北朝鮮のスパイチームだった。
今日も隣の韓国人一家は、くだらないことで言い争っている。自分勝手な夫、家事のできない妻、人生に疲れた祖母、いじめられっ子の息子―典型的なダメ家族だ。
しかし、彼らが起こすトラブルに巻き込まれるうちに、スパイたちは本物の家族の姿に憧れを抱き、やがてニセ家族同士でも心を開き始める。
そんな中、夫役のスパイの妻が脱北に失敗したと聞いた班長は、手柄を立てて助けようとするが、逆に大失態を演じてしまう。
祖国に残してきた各々の家族の命と引き換えに4人に与えられた最後のミッション、それは「隣の家族の暗殺」だった―。