今更ながら読んだFACT FULLNESS、とても面白かったです。この著者が生きていたら、今のコロナについてどう分析するんだろう?

エボラ出血熱では、かなり深刻にとらえていたけど、コロナはどうなんでしょう?

最初のクイズ、いっぱい間違えちゃいました。世界中のエリートたちも間違えているようなので、気にしていないですけど。

人間が、勘違いするパターンとしては以下の10個があるそうです。気をつけないと。ちゃんと、データを正確に把握することが大切ですね。

  1. 分断本能 「世界は分断されている」
  2. ネガティブ本能 「世界はどんどん悪くなっている」
  3. 直線本能 「XXXはひたすら増え続ける」
  4. 恐怖本能 「それほど危険でないことを、恐ろしいと考えしまう」
  5. 過大視本能 「目の前の数字が重要だと考えてしまう」
  6. パターン化本能 「ひとつの例が全てに当てはまる」
  7. 宿命本能 「すべてはあらかじめ決まっている」
  8. 単純化本能 「世界はひとつの切り口で理解できる」
  9. 犯人捜し本能 「誰かを攻めれば物事は解決する」
  10. 焦り本能 「いますぐ手をうたないと大変なことになる」

 

ここ数十年間、わたしは何千もの人々に、貧困、人口、教育、エネルギーなど世界にまつわる数多くの質問をしてきた医学生、大学教授、科学者、企業の役員、ジャーナリスト、政治家―ほとんどみんなが間違えた。みんなが同じ勘違いをしている。本書は、事実に基づく世界の見方を教え、とんでもない勘違いを観察し、学んだことをまとめた一冊だ。