「多くの人が正しいと思っている、間違った知識」の見分け方って、その通りだけど、いつもの通り、論文でしょ。

「多くの人が正しいと思っている、間違った知識」の見分け方って、その通りだけど、いつもの通り、論文でしょ。

言っていることは、その通りだと思います。ぐうの音も出ない感じ。

でも、論文、嫌いなんですよね。面白くないんだもの。

とはいえ、うさぎ跳びのくだりとかは、まさにその通りなんですよね。論文は読まないけど、それが正しいかどうかがわかる方法があればいいんですけどね。

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私も小学校のころ、ウサギ跳びをやっていました。
運動負荷が高く、かなりの効果を得ている実感がありました。
また、実際、運動能力もアップしました。

しかし、その後、ウサギ跳びは非効率で有害なトレーニングだと知られるようになり、廃れていきました。
しかし、どうして私は、ウサギ跳びが効率的なトレーニングだと信じてしまったのでしょうか?
よくよく考えてみると、私は、ウサギ跳びと並行して、それ以外のトレーニングもやっていました。

つまり、ウサギ跳びとは関係のない要因で運動能力が高まったのに、ウサギ跳びも、運動能力を高めた重要な要因の一つであると誤認したのです。
しかも、ウサギ跳びが非効率で有害なトレーニング方法であることは、長い年月の間、多くの人によって気が付かれないままでした。
非効率なことをやっている本人は、それを非効率だと自覚することができないのです。

こういう風に、「正しい知識のように見える、間違った知識」のことを、この記事では「ニセ知識」と呼ぶことにします。