桐山清澄九段引退確定って、まだ現役だったことのほうが驚きです。1000勝できなかったのは残念ですね。せっかくだから、達成できると良かったんですけどね。

桐山清澄九段引退確定って、まだ現役だったことのほうが驚きです。1000勝できなかったのは残念ですね。せっかくだから、達成できると良かったんですけどね。

私が子どもの頃から、年寄りだったという印象なんですが、そういうキャラ設定だったんでしょうね。

長い間、お疲れさまでした。

渋い指し回しから「いぶし銀」の愛称で知られる将棋の現役最年長棋士、桐山清澄(きよずみ)九段(74)は22日、大阪市福島区の関西将棋会館で行われた第35期竜王戦5組昇級者決定戦の対局で、後手の伊奈祐介七段(46)に118手で敗れ、規定により次戦での引退が確定した。将棋界で達成者が9人しかいない大台の通算千勝まで4勝に迫っていたが、届かなかった。

 https://www.sankei.com/article/20220222-FTTA5G7BJRJH7PAXBJU6LSOQKQ/

 

そして、このエピソード、いいですね。

桐山九段の弟子の一人が先日、羽生善治九段を退け、初防衛を果たした豊島将之竜王(30)だ。小学生の頃から月に一度、自宅で稽古をしており、その様子を見守ってきた一子さんも母親のような気持ちになることがあるという。

「一年ほど前、久々に豊島さんがうちに来てくれたのですが、昔の癖で思わず『駅までのバス代は二百二十円よ。大丈夫?』と聞いてしまったほどです(笑)」

将棋界には引退制度がある。二〇年七月、桐山九段は負ければ引退という対局で勝利を収め、少なくとも一年間現役を続けられることが決まった。

「この対局直後、主人から『勝ったから』と電話がかかってきたんです。こんなことは初めてだったので、よほど嬉しかったのでしょう。私も嬉しかったですが、これでまた将棋のことを考える日々が続いて主人はしんどくないかなと思うと複雑な気持ちになります。でも、本人がそれを望む以上、私も全力で応援したい」

桐山九段には大きな目標がある。それは通算千勝の達成だ。将棋界で九人しか到達していない大記録まであと五勝。夢を現実とするため、今も日々、自宅のリビングでパソコンソフトを用いて研究を重ねている。

 https://bunshun.jp/articles/-/52267