千日手が藤井聡太叡王にとってはおあつらえ向きという記事、何度読んでも意味がわからない。何が言いたいんだろう。

千日手が藤井聡太叡王にとってはおあつらえ向きという記事、何度読んでも意味がわからない。何が言いたいんだろう。
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いみふ。

将棋で何手指しても同じ局面が繰り返され、たとえ1000日指し続けても堂々巡りになる。だから「千日手」というそうだが、なるほどうまい用語だ。昔は攻め方、あるいは仕掛けた方が手を変えるというあいまいな規定だったが、いまは駒の配置や持ち駒など同じ局面が4回現れると千日手が成立し無勝負になる。

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昔の棋士は千日手を嫌い「お互い、いい一局にしよう」と暗黙の了解で極力避けたという。用語の「千日手」には「いいかげんにしろよ」とあきれ、皮肉る意味も込められていたようだ。指し直しになれば深夜に及ぶことから、いまでは後手番で体力に自信のある若手が先手番になる指し直しを狙った安易な戦略的千日手も増えているとか。

藤井叡王の場合、めきめき力をつけ今後他のタイトル戦で何度も顔が合いそうな出口を、勝負師として徹底的に痛めつけておく必要もあるだろう。その意味では、おあつらえ向きの千日手だったのかもしれない。

 https://www.sanspo.com/article/20220517-CKRPJE5KPFN5JPQU6T5KCRZBOA/