父親が子どもの未来を輝かせる、ちょっと冗長でありきたりな内容でした。

父親が子どもの未来を輝かせる、ちょっと冗長でありきたりな内容でした。

思いついたまま、だらだらと書いている印象で、ページ数の割りに内容が薄い本です。

結局、父親が育児に参加し、社会に出て実践しているマネジメント手法を取り入れましょう、という程度でした。類似の本を読んだことがあれば、わざわざ読む本ではないでしょう。

現場の保育者なら、もう少し具体例を体系的に説明するべきでした。

著者自身を知っているのですが、社会人経験が少ないせいいか、幼稚園の狭い世界でしか通用しない枠組みに閉じた行動パターンの人なので、到底マネジメントできているとは思えません。そのあたりもあり、説得力が皆無でした。

http://www.amazon.co.jp/dp/4797367997/

現代日本の男性は育児経験に乏しく、子どもの発育メカニズムに関する知識も少ないため、育児に非協力的な父親が多い。しかし、育児に必要な正しい情報を得て、父親にしかできない“家族マネジメント”を実践することで、子どもの能力や可能性を大きく伸ばすことができる。世界中で支持されるモンテッソーリ教育の専門家が、父親にしかできない大切な『役割』や育児の悩みを解決する『ヒント』を伝えます。