新幹線大爆破、王道のストーリー展開で、ハラハラしながら見て楽しめたけど、演技というか演出というかはイマイチだなと思いました。

新幹線大爆破、王道のストーリー展開で、ハラハラしながら見て楽しめたけど、演技というか演出というかはイマイチだなと思いました。

ストーリーは定番だけど、定番ゆえの安定感があって、いいですね。

事態をうまく解決できそう、っていうタイミングで、身内の裏切りなどで台無しになってやり直す、という手法。ついつい、のめり込んじゃうパターンですね。

ただ、この映画については、犯人の動機とか、解除の方法とか、現実離れしすぎていて

 

東京行きの新幹線に仕掛けられた爆弾。速度が時速100kmを下回ると爆発するという状況下、車内はパニック状態に陥る。時間との闘いのなか、乗客全員を救うべく鉄道人たちが奔走する。

https://www.netflix.com/jp/title/81629968

 

あらすじ

1975 年版(東映/佐藤純彌監督)

  • 設定:新幹線に「時速がある速度以下になると爆発する爆弾」が仕掛けられる。

  • 流れ:犯人が指定した速度以下になると爆破する恐れのある列車。犯人の要求、追う警察・国鉄・乗員たちの対処、乗客の恐怖が交錯するパニック・サスペンス。映画旬報は「和製災害映画の金字塔」と評価し高倉健らの演技と構成の質が評価された。

2025 年版『新幹線驚爆倒數』(Netflix)

  • リブート+続編的演出(樋口真嗣監督 / 草彅剛主演)

  • プロット:新幹線「はやぶさ60号」が時速100km 以下になると爆発。犯人は全国民から1000 億円の寄付を要求。車掌ら乗務員と司令室は乗客を守りながら時間との戦いに。政府・JR・乗客が巻き込まれる極限状態を描く。


ネット上の評判

ポジティブな声

  • Filmarks:緊迫感溢れる展開に「ずっと興奮した」「迫力の撮影がすごい」

  • Netflix版レビュー:オマージュ多数で、「日本ならあり得るかも」との感覚が好評

  • 映画評論(Variety):知的なキャラたちへの挑戦があり、大人向けのエンタメだと評価。

  • RogerEbert.com:丁寧な群像劇+パニックの“王道”を楽しめるとの評価。

ネガティブな声

  • 脚本の浅さやキャラ描写の薄さを指摘するレビューもあり。

  • ストーリーが予測可能、権威者の対応が現実離れしているという意見も。


「新幹線大爆破」が好きな人におすすめの映画

タイトル 理由・共通点
新幹線大爆破(1975) オリジナル版。深いドラマ性とパニック描写に注目。
Speed(1994) バスの速度が落ちたら爆発。展開と緊張の構造が類似。
The Burning Train(インド映画、1980) 爆発列車パニックのインド版。似た設定。
Bullet Train Down(2022、アサイラム社) 明確なパロディ・モックバスター。異国視点で楽しめる。
Tezz(2012、インド) 類似のプロットを元にしたインドのバージョン。

まとめ

  • 1975 年版は昭和の様式美と緊迫心理が色濃く、**Netflix 版(2025)**は現代エンタメ性とリアリズムが融合した再構成。

  • 緊張感と「列車パニック」という構造が好きなら、『Speed』や世界の類似作品もマッチします。

  • 多視点群像劇 × 危機管理サスペンス好きには、どれも楽しめる選択肢です。