- 2022/04/03
強い有段者のための教室って、将棋の森で開催されるのかな。すごく気になる。強い有段者ではないのだけど、気になる。入れてもらえるのかなぁ。
ここで、特訓して、長男に勝って、家庭内名人に返り咲きたいです。 強い有段者が更にもう一段階強くなるた……

いやあ、良かったです。
拓真選手は、生粋のボクサーで、ボクシングをずっとやってきて、基本に忠実だから、なんとなく勝ってほしかったんですよね。やっぱり、基本だと。
兄は井上尚弥だし、相手は那須川天心だし、プレッシャーのかかる試合を勝ち切るのは素晴らしいことだと改めて思いました。
素人の意見ですが、那須川選手は、速いし、トリッキーだから、開始早々の時点で猛ラッシュかけるのが勝ちやすい気がしました。もうちょっとパンチ力があれば良かったんでしょうけど。
<プロボクシング:WBC世界バンタム級王座決定12回戦>◇24日◇トヨタアリーナ東京
WBC世界バンタム級1位の那須川天心(27=帝拳)が、格闘技初黒星を喫し、ボクシングデビュー8戦目での世界王座獲得に失敗した。同級2位の元WBA世界同級王者井上拓真(29=大橋)との同級王座決定戦に臨み、12回を戦い3-0判定で敗れた。
キックボクシングで42戦全勝、総合格闘技でも4戦全勝の不敗神話を打ち立てた那須川の格闘技連勝記録は53でストップした。
相手は4団体統一世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(大橋)の弟で、世界戦6度(4勝2敗)のキャリアを誇る歴戦の拓真。 決戦前に那須川は「拓真選手はボクシングそのもの。一般の人もボクシングと言えば井上兄弟だと思う。強いやつに勝ってこそ価値がある」と語っていた。自分の実力が本物であることを証明するには名実ともに最高の試金石だったが、壁は厚かった。
23年4月のデビューから2年7カ月。順調に白星を重ねてきたが、ボクシングの型や基本動作の習得に苦悩し、もがいた。キック時代の強みだったアクロバティックな回転技など動物的な動きも制限された。
井上戦に向けた公開練習の会見では「スパーリングや日々の練習ではめちゃくちゃ負けている。それを見せていないだけ。そんな試行錯誤をしながら人は強くなっていくんだと思った」と明かしていた。
キック時代から「天才」「神童」と呼ばれていることにも、以前から「自分はそうじゃない。格闘技は地道な作業の積み重ねが大事で急に強くなったりはしない」と否定していた。
23年のボクシング転向会見で、いきなり日本ランカーとのデビュー戦が決まり「ボクシングからの果たし状」と挑発的に言った。“キックからの外敵”という視線を意識した発言だった。井上に勝って最後の果たし状を回収して「ボクシング界を変えたい」と口にしていたが、その夢は来年以降に持ち越しになった。
試合前に「負けることは考えていないし、絶対に負けない」と語る一方で「人生でもずっと勝っている人なんていない。負けをどう受け入れて、どう強くなるか。負けても人生が終わるわけじゃない」とも口にしていた。この敗戦は新しい“天心復活神話”の幕開けでもある。
■ラウンドVTR■
◇1回 開始から互いにジャブの差し合い。井上が左のダブルを放つと、那須川は左のボディーブローを放つ。残り1分で那須川が左ストレートを放つ。終了間際に那須川が左のオーバーハンドを顔面にたたき込んだ。 日刊採点は那須川の10-9
◇2回 開始から井上が前に出る。那須川は右フックから連打。1分すぎに那須川が右フックを決める。井上はボディーブローで対抗。残り30秒で那須川は顔面に左ストレートを放つ。那須川は変則的な動きで観衆もわかす。日刊採点は那須川の10―9
◇3回 井上が開始から接近戦を挑む。右ボディーブロー、左フックを放つ。那須川はどっしり構えて冷静に対処。中盤には那須川が左ボディーブローを決める。終盤、井上が右ストレートを顔面に決める。日刊採点は井上の10―9
◇4回 序盤に井上の右ストレートが顔面に入る。アグレッシブな攻めに場内から拓真コールが起こる。那須川は中盤に左ボディーブロー攻撃。井上は接近戦を挑み続ける。残り1分で井上が右ボディーブローを決める。終盤も両者譲らず打ち合う。日刊採点は井上の10-9
◇5回 4回を終えて公開ジャッジは3者ともに38―38のドロー。井上は開始から積極的にパンチを放つ。井上がプレッシャーをかける展開。右ストレートも決める。残り1分で井上がスリップダウン。終盤に那須川が左ストレート、左ボディーブローを決めた。 日刊採点は井上の10-9
◇6回 井上が開始から積極的にパンチ放つ。那須川もカウンターパンチ放つ。1分すぎに井上は右アッパーを決める。ガードの上からでも積極的に打つ。那須川は長いリーチをいかした右ジャブ。井上が終盤に右ストレート、アッパーの連打。那須川も譲らず打ち合う。 日刊採点は井上の10-9
◇7回 井上が序盤にワンツー決める。接近戦で連打放つ。那須川も接近戦で対抗も手数は井上が多い。中盤には相打ちの場面も。残り1分で井上がノーモーションの右を決める。終盤も井上が右のノーモーションのパンチを決めた。 日刊採点は井上の10-9
◇8回 井上が右ストレート、ボディーブロー決める。那須川は左のボディーブローを放つ。那須川が左ストレートを顔面に決める。井上がスリップダウン。残り1分で井上がカウンターの右を放つ。終盤の両者の右と左が相打ち。 日刊採点は那須川の10-9
◇9回 8回までの公開採点で、井上の77―75、78―74、1人がドロー。井上が2―0でリード。井上は変わらず前に出ていく。那須川は足を使いながらチャンスをうかがう。残り1分で井上が右フック。那須川も終盤に角度を変えながらボディーブローなどを放つ。井上は右のノーモーションを決めた。 日刊採点は井上の10-9
◇10回 那須川は開始から足を使う。両ガードを下げたスタイルを見せる。中盤には左ボディーブローを決める。井上は懸命に距離を縮めてパンチ放つ。那須川がヒットアンドアウェー作戦で流れを変えようとした。 日刊採点は那須川の10-9
◇11回 開始から井上が右アッパー連打。ボディーから強烈アッパーを繰り出す。左ジャブを顔面に決めると、那須川も「来い」というジェスチャー。那須川は中盤にワンツーを決める。右構えにかえてパンチを放つ。 日刊採点は井上の10-9
◇12回 ポイント的に後のない那須川は積極的に左右のパンチを放つ。接近戦でボディーから連打。井上は右アッパーなどで対抗。残り1分で、両者は打ち合う。那須川はトリッキーなパンチも放つ。最後まで違いに譲らず最後まで打ち合う。終了のゴングが鳴ると、井上はガッツポーズ。那須川はうなだれた表情。 日刊採点は井上の10-9
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