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  • 長女の中学受験向けの通信教育用の教材として、Z会とベネッセの考える力を比較してみました。

    長女の中学受験向けの通信教育用の教材として、Z会とベネッセの考える力を比較してみました。

    今のところ、「考える力」が優勢。

    前提として、長女の学力はそれほどでもないけど、公立の中学校には行きたくないらしい。公立に行きたくないと言い出した一番の理由は学級崩壊で授業らしい授業をしていないのにストレスを感じているからと推測しているので、クラスが変わったら、取り下げるかもしれませんけど。

    もう1つの前提として、塾はイヤ。学生の頃、早稲田アカデミーという塾でバイトをしていたけど、かなり商業的で、やり方に共感できない。いったん、通い始めたら、あと少し勉強したら伸びるなどと巧みに勧誘され、必要以上に子どもと家計に負担をかけそうなのが我慢できない。そもそも、深夜特訓とか夏期合宿とか正月特訓とか大嫌いだし。

    で、話を元に戻して、「Z会」と「考える力」の比較。実際にはこれに四谷大塚や日能研も比較検討してみました。

    まず、日能研が脱落。理由は通信教育用じゃなく、ボリューム的にも塾に通わせるための誘導としか思えなかったから。通信教育だけで受験したかったんですよね。塾というものに懐疑的だから。通信教育を月に6,300円というのはまずまずだし、第5教科というのは興味津々なんですけど。

    『知の翼』だけで、中学受験はできますか?

    使い方しだいです。 私立中高一貫校にしても、公立中高一貫校にしても、中学受験を乗りきるためには、いつ、なにを、どこまで学ぶのかをしっかりと定め、お子さまの状況をよく見てやりながら学習を進める必要があります。 『知の翼』では、学習内容の定着を図ってはいますが、すぐ答えが出せるほど反復させてはいません。 したがって、日能研など塾に通ったり、受験用の参考書や問題集で補強したりすることが必要です。 通信学習は、お子さまのペースに合わせて取り組むものですので、時間内でどれだけ得点するかという競争である入試に対応するために、解くスピードを高める練習をする必要があります。

    http://www.nichinoken.co.jp/wing/faq/before/index.html#before05

    次に、四谷大塚。いいかなと思ったけど、入会金10,500円もかかるうえ、月に20,000円を超えるので、さすがに無理。これだけ払うなら、もう塾に通わしちゃえばいいじゃんと思います。教材としては、定番なので安心感はあるのですが。

    Z会も大学受験とかで有名で、中学受験にも実績があるみたい。大学受験のときの自分がやったときのことを思い返すと、とにかく難問が多いという印象です。

    ベネッセは今年度から講座を開設したらしく、実績は何もない状態。

    さあ、どうする。

    いろいろとカリキュラムや教材を比較して、ベネッセに決めました。決め手はベネッセのほうが簡単だから。Z会をやらせたら、恐らく、その難しさについていけず、イライラするばかりで、好奇心の芽を摘んでしまいそうだからです。

    とにかく小学校4年生という段階で、のびしろがなくなるぐらいまで、追い込む必要はないでしょう。第1コーナーでムチを入れる騎手がいないのと同じです。そして、自分自身の受験を振り返ってみて、片田舎だったせいで、高度な問題を解くこともなく、基本ばかりだったけれども難関校に合格したということから、実は、塾業界のあおりに踊らされることなく、基本的なことができるようにすることこそが合格への一番の近道じゃないかと思っています。

    ということで、ベネッセという選択です。

    http://www.benesse.co.jp/s/cj/

    ベネッセを選択したということは、戦略としては、基本の徹底。超難問は捨てる、ということです。恐らく、何かしらのドリル等で、計算のスピードと正確性、漢字等の知識項目の強化を目指すことになりそうです。

    参考までに、ベネッセと四谷大塚を比較したブログを見つけたので、引用しておきます。

    http://morimoriichigo.seesaa.net/article/377576030.html

    テキスト
    ・プラス中受講座…四科目がまとめて一冊。一日二科目ずつ21日で終える
    ・進学くらぶ…四科目分冊で一科目につき年二冊。理社は無しも可能。プラスと同じくらいの進行

    別冊ワーク
    ・プラス中受講座…演習ワークはかなり簡単(シロップが解けるかどうかは別として)で少ない
    ・進学くらぶ…応用と基礎が分冊で一冊もかなりの量、計算ワークも別にあり全部やるには毎日進めないと終わらない

    テスト
    ・プラス中受講座…なし
    ・進学くらぶ…週テストで通信生もクラス分けがある(週テスト無し、週テストのみも可)

    映像授業
    ・プラス中受講座…四科目あり一科目5~10分(月一回配信。何度でも視聴可)
    ・進学くらぶ…四科目あり一科目60分。通塾生の復習ナビの事。毎週配信

    全体の印象
    ・プラス中受講座…受験特化問題の基礎と基礎+くらいで応用はない
    ・進学くらぶ…基礎応用から難問まで扱うけど全部やるとオーバーワーク

    さあ、どうなることでしょう。

  • みのもんたの次男がコネ入社なのはわかったけど、なんで手記に書く必要があったんだろう?

    みのもんたの次男がコネ入社なのはわかったけど、なんで手記に書く必要があったんだろう?

    みのもんたは嫌いだったから、どうでもいいや。正直、いなくなったらいなくなったで困らないから。会社と一緒で、誰かが欠ければ、誰かがその地位を引き継ぐでしょう。

    http://topics.jp.msn.com/wadai/j-cast/article.aspx?articleid=2236258

     次男が窃盗容疑で逮捕=不起訴処分=されたことが原因で報道番組の降板を余儀なくされたみのもんたさんが、2013年11月10日発売の「文藝春秋」13年12月号に一連の騒動についてつづった手記を寄せている。

    これまでの週刊誌のインタビューで、みのさんは次男が日本テレビに「コネ入社」したことを認めていたが、今回の手記では、その経緯がさらに詳しく明らかにされた。筆記試験にはまったく歯が立たなかったというのだ。

    ■「将来、社屋を移転する可能性もあるので、引っ越し要員が必要だ」

    みのさんは、これまでのインタビューで、11年に死去した元日本テレビ会長の氏家齊一郎氏に次男の入社を働きかけたことを告白している。例えば週刊朝日11月15日号では、

    「次男の日本テレビ入社は、正直、コネでした。受験番号とか言って、『せがれが受けるからよろしく頼むよ』って、僕が氏家さんに言ってますからね」と明かしており、週刊文春11月14日号では、入社試験の内容についても触れている。

    「試験は、次男が言うには『難しくてわかんなかった』そうですが、結果的に受かった。ですからコネクションがあったからだと思います」 今回「文藝春秋」に寄せた手記「私はなぜここまで嫌われたのか」では、8ページにもわたって自らの思いや、週刊文春をはじめとした週刊誌への反論を展開している。その中で、「コネ入社」の経緯についても詳しく説明している。

    「入社試験を受けたのですが、恥ずかしいことに、筆記試験が難しくて住所と名前しか書けなかった、と。それで、当時、日テレの会長で、一昨年亡くなった氏家齊一郎さんに相談したところ、『将来、社屋を移転する可能性もあるので、引っ越し要員が必要だ』といって、体力だけはある次男を引っ張ってくれたのです(笑)」■塾高時代に万引きが響いて留年

    次男は06年に日本テレビに入社し、今回の事件で諭旨解雇されている。日本テレビが本社機能を麹町から汐留に移転したのは04年のことなので、氏家氏が語ったとされる「将来、社屋を移転する可能性」は、どんなに近くても数十年後だ。

    もちろん入社試験の内容は年ごとに変わるが、就職情報サイトの情報を総合すると、過去の日本テレビの筆記試験では、一般常識問題や、番組の企画案、好きな番組とその理由を書く問題などが出題されたという。一般に、マスコミ各社の筆記試験での合格ラインは6~7割だとされる。

    次男は、いわゆる「慶應ボーイ」で、「幼稚舎→普通部→塾高(慶應義塾高校)→商学部」という典型的なエスカレーター進学を果たしている。塾高時代に万引きで停学になったことなどが響いて1年留年している。

    また、慶應内部の高校から日吉キャンパスにある大学学部に進学希望を出す際の序列は、

    「医学部→法学部法律学科→法学部政治学科→理工学部→経済学部→文学部→商学部」が一般的だとされており、次男の塾高での評定平均はかなり低かった可能性がある。

  • 塾技っていう煽りに完全に引っかかっている感はありますが、気になります。買っちゃうかも。

    塾技っていう煽りに完全に引っかかっている感はありますが、気になります。買っちゃうかも。

    P8中身は大したことがない、もしくは、あたりまえのことである可能性が高いとは思うものの…

    http://www.amazon.co.jp/dp/457821608X

    「塾講師が公開! 中学入試 算数 塾技100」の特長
    特長1  入試頻出の解法パターンが1冊で学べる!
    特長2  塾で教えるカリキュラムに沿って構成!
    特長3  厳選した入試問題を通したパターン学習で得点力を養成!
    特長4  難関中学受験の基礎固めに!
    特長5  短期間での巻き返しを可能に!
    特長6  わかりやすさはもちろん使いやすさも追求!

  • 長女が日能研のテストを受けた。がっかりするような出来栄え。受験はちょっと無理かも。

    長女が日能研のテストを受けた。がっかりするような出来栄え。受験はちょっと無理かも。

    本人は公立の中学に行きたくないと言っているけど、これに投資するのはちょっとどうかと思っちゃいました。

    いくら、ぷらっと受けに行ったといってもねぇ。同時期の自分と比較してみても・・・。

    でも、この段階で、あまり才能が無さそうということがよくわかったので、無理をさせずに、マイペースで基礎学力の向上に努めるという方針が決まったのは良かったのかもしれません。

  • 長女の学級崩壊で唯一の良いことは、中学受験の目的ができたこと。

    長女の学級崩壊で唯一の良いことは、中学受験の目的ができたこと。

    長女にとってではなく、私自身にとってですけど。

    あの授業を見たら、この環境に子供を置いておきたくないと心底思いました。

    お金がないから、受験は高校から、もしくは、大学で頑張ればいいんじゃない、と思っていたんだけど、ちょっと方針変更かもしれません。

  • 開成の校長の話が面白かったので、魚拓します。時代はグローバルですね。校長の人選もグローバルだし。

    開成の校長の話が面白かったので、魚拓します。時代はグローバルですね。校長の人選もグローバルだし。

    世の中って、自分の想像以上に変わっているのですね。

     

    http://ameblo.jp/amok98/entry-11585382798.html

    賀茂:今日はよろしくお願いします。(2分間で自己紹介の後)海外進学には向き不向きがあると思うのですが、進路指導はどうするんですか?

    柳沢:いい質問ですね。賀茂さんが開成にいた時は進路指導ってなかったですよね。東大に行くのは偏差値が高いからとか学費が安いからとか人それぞれ。海外に出るのもそれと全く同じですよ。

    賀茂:そうは言っても東大と違って海外に行くのは多数派ではないので、外れる可能性がありますよね。「成功」した場合でも向こうで就職する場合は何年も日本に帰って来ないケースが多いです。そういったことを早い段階で生徒、保護者に伝えた方がいいのかなと思うんですが。

    柳沢:賀茂さんが文IIIに行った時に決めたのは自分でしょ?それと同じことで、生徒の自主性に任せる、それが開成の教育です。けれども、「ここを選択するとこういうのもあるよ」って話してくれる人がいるといいですね。

    賀茂:東大に行くのと海外に出るのはやはり違う気がしますけど。

    柳沢:それは考え過ぎだよ。東北大に行くのも「外に出る」訳でしょ。

    賀茂:でも、「言語の差」があるのでは?つまり、「言語的な自我」が18歳で出来るのだろうか、という疑問があります。

    柳沢:じゃ、「言語的な自我」ってどうやって身につけるんだろう。それに、ある程度のレベルまで行ったら別の「言語空間」に行く準備ができる、そういうものなんだろうか?

    賀茂:「言語的な自我」があった方が後々楽なのでは、と思うのですが。

    柳沢:それは人生観の問題でしょ。ただ、言語に関して言えば誰でも「第一言語」があり、2つの言語が同時に「第一言語」になることはあり得ない。でも、その人間を作り上げる元となる「言語」は「足してなんぼ」のもの。例えば日本語と英語を足して、表現能力が養われ、その人間の個性になるのだから、そういう選択を邪魔するのはおかしい。だから、そういう道を希望する生徒に僕がこういうことを話すのは有利なことだよね。それだけアメリカで経験してるんだから。それだけ開成の生徒は幸せだと思う。

    賀茂:まさにその通りですね。僕にも周りに進路を示してくれる人がいれば良かったとは思います。

    柳沢:開成の生徒が2100人いれば、みんなが千差万別。でもその中で海外に行きたいっていう生徒が(今年は3人行ったけれども)いる。僕がやってることはその「受け皿」作りなんだよね。生徒の希望が最初にあったから。

    賀茂:あ、先生が校長に就任して、「さあ、海外進学生を増やしてやるぞ」っていう訳じゃなかったんですね。

    柳沢:違う違う。生徒がやってきて、「先生、アメリカの大学ってどうなんですか」って聞いてきたから説明してあげた。その後、高校2年生が何人かでやってきて、やっぱり説明したら「僕は行きたい」って言うんだ。そういう優秀な子たちの「受け皿」を作ってあげないと、って始まった話なんです。

    別の一人は東大の法学部に入学してからハーバードのサマースクールに行って、気に入ったんだろうね。東大辞めて次の年の9月からハーバード行きたいっていうんだ。この場合はね「2年無駄になるから東大卒業して大学院で行きなさい。ただし、ハーバードの学生に負けないように、週に60時間勉強しなさい」って言ったんだ。で、1年経ってからまた会ったから「どうだい?」って聞いたら「はい。週60時間勉強してます。でも、そしたら東大の先生が手放してくれなくなっちゃった」って。

    賀茂:それを振り切って外に出てほしいですねえ。

    柳沢:そう。あと、僕は採用する立場にいたことはあったけど、「採用される」立場にはなったことがないので、校長に就任した次の年の夏に、英語科の先生にアメリカに視察に行ってもらって、アドミッションには何が必要かを理解してもらって、「進路指導委員会」に入ってもらった。で、高3の間、エッセイの書き方とかアドバイスしてもらったのね。そういう意味ではね、生徒の方が進んでるんだよ。

    ただね、僕が言ったのは「学部でアメリカの大学に行ったら、エントリーシートを使って日本の企業に入るようなことはミスマッチが起きるからしない方がいいよ。現地で求人している日系企業だったらミスマッチは起きづらい」ってこと。しばらくは現地の企業で働いて、何年かしてから自分に何ができるか考えてから日本に戻るんなら戻ればいいよ、ってこと。

    賀茂:受け皿っていう話は良くわかるんですが、行ってからのサポートっていうのはしないですよね。

    柳沢:うん、していない。ただ、海外在住のOBの人たちが、「グローバル開成会」っていうのを作ってて、そういうサポートもしてくれるかなって思ってます。そこが開成の層の厚さっていうことだと思うの。

    賀茂:なるほど。ところで、「何でアメリカなんだ。イギリスやフランスじゃだめなのか」っていう声もありますが。

    柳沢:うん、イギリスはまず、なかなか受からない。フランスは言語の問題。だから結果としてアメリカ。でも今年は7月6日に開成でcollege fairっていうのをやって、そこにはフランス政府や、シンガポール国立大学、香港大学なんかも来てます。だからアメリカに限ってる訳では全くない。

    賀茂:でもマスコミはやっぱりハーバードだイェールだって取り上げちゃいますよね。

    柳沢:そう。そこで僕が一番気にしてるのが、「トップスクールだからハーバードやMITに行く」っていうのは止めてほしいということ。というのは、僕の経験からいうとこの2校は最初から行くには競争が激しすぎるので、適切な学校ではない。2、3年準備すれば合格はするだろうけど、能力ではなく、パーソナリティの点で、並大抵の学生だとあの強烈な競争では埋もれちゃう。それよりはイェールや州立大学、もしくはリベラルアーツカレッジの方が適切。で、そこから転学してもいいし、大学院で入ってもいい。

    賀茂:具体的に何人が海外に進学してるんですか?

    柳沢:今年は一浪を入れて4人。(開成のウェブサイトによれば、アメリカの大学への合格者数は延べ9名、進学者はイェール、ミシガン、Haverfordの3名)

    賀茂:あと、海外に出すには、近代史、現代史など、日本についてわかってないとまずいんじゃないか、高校でここをカバーするのは無理ではないかという意見はどう思われますか?

    柳沢:開成の日本史は幕末から始まって、1945年までやって、それから縄文時代に戻るの。現代史は倫理、社会、経済でやってもらう。

    賀茂:そういう「受験に役に立たないこと」もやってるのが開成なんですが、そういうのを外に発信していく、ということに関してはいかがでしょう。

    柳沢:開成って、昔からそういうのが得意ではない学校でした。でも、僕はホームページを充実させて、「開成に入りたい」っていう子どもたちとその親御さんたちに情報を発信しようとしてるのね。

    あと、良く、「日本らしさや日本の文化」をしっかり学ばないで海外に出たらまずいとか言うよね。それはおかしい。少なくとも教育者が言ったらいけない。「何をどう準備して、どうやって日本らしさや日本の文化を学んだ」というプロセスを教育者はすべて明らかにしない限りはね。そうじゃないと「反対のための反対」で、何も生み出さない、不毛な議論になります。

    賀茂:ところで、開成が卒業生を海外に進学させているっていうのは面白いって思ってるOBが多いんです。だから、「面白そうだなあ」と思って柳沢先生に面会を申し込んだんですけれど。

    柳沢:いや、実にいいことです。そうやってマスコミなどに質問されると「考えるきっかけ」になるんですね。情報発信とは言っても、僕は自分から働きかける立場にはないんです。生徒も含めて。「先生、こんなことやりたい」「そうか、じゃ、ちょっと考えてみよう」ってそこから始まる。

    世間ではね「柳沢はハーバード出身だから、開成の校長になって、路線を曲げようとしてる」って思われてます。

    賀茂:僕も含めてみんなそう思ってると思いますよ。普通東大の教授退官して開成の校長にならないでしょう?

    柳沢:いや、そうじゃないよ。開成の校長ってのは最近は開成出身者で東大に行った理科系の人間が多い。君の頃の関口さんは文系で例外的。

    賀茂:じゃ、元ハーバードの先生だから開成にちょっと海外進学の風を吹き込んでやろうって乗り込んだんじゃないか、っていうのは違う?

    柳沢:あ、それ全然違う。そうじゃなくて、生徒の方からやってくる。それが開成の伝統。元々、「僕はこうなりたい」って生徒が思ったら開成の教育はそこで完了。そうなったら、「じゃ、こうすればいいよ」って教えてあげられる。ただ、東大に関して言うと、開成にはね、古い醸造所じゃないけど、建物の中に麹だか酵母だかの菌が住み着いてるから、ほっといてもそこに行く子どもが多い。だからあまり違和感がなくて、それが当然だなと思っちゃう。それでも中には開成から芸大、例えば油絵を目指す子がいたらものすごく危険な試みなのかも知れない。

    賀茂:ところで、東大に入って驚いたのが、開成では目立たなかった奴がクラスのリーダーになったりしてる。やっぱり開成ってのは平均のレベルが高いんだなと思いました。

    柳沢:うん、だから僕は卒業式で、「開成の18歳は世界一の集団だ」って言いましたからね。これはハーバードや東大で教えた自分の経験から言えます。

    あと、海外に行くっていう話だと、昔から「源氏・陸軍・国粋派」と「平家・海軍・国際派」って言うんだよ。で、平家や国際派は日本の歴史の中では負けてきたの。

    賀茂:僕自身、そういう知識がないんですね。自分に一番欠けている。そうでありながら、これから海外に進学する子たちにはそういうところを身につけてきてほしいんですね。

    柳沢:でもね、それは知識の総量の問題でしょ。教育って言うのは人類5000年の知識を16年で凝縮して取捨選択して伝えるものでしょ。5000年が16年だから、当然抜け落ちているものがたくさんあります。自分で何かが必要だと思うんならそれから習えばいい。だから、「海外に出るためにはこういう準備をしておかなきゃ」ということではないんです。全部を準備しなきゃいけないっていったら5000年かかるんだよ。

    賀茂:ま、そうなんですが、それでも、「こういうことを学んでおいた方がいい」っていうのは誰かアドバイスできる、そしてそれは日本の近現代史じゃないか、という意見があったんですね。

    柳沢:僕はこれまで習ったことで人生の役に立ったのは受験の世界史だよ。今でも何を話してもそれ相応の知識があるから。受験で歴史をきちんと勉強するっていうのは非常に役立つよね。

    賀茂:いやあ、実は受験勉強っていうのは英語でもとても役に立ってまして、開成を出た生徒っていうのは基礎の英語がしっかりしてるから上達が早い。逆に小学校の英語教育なんて辞めてくれ、それよりは日本語の読み書きをしっかりやってくれと思う方なんですけどね。

    柳沢:日本の国語教育っていうのは「漢字教育」だから。それも書き順。このコンピュータの時代に、毛筆でもない限り、書き順なんて必要ないでしょう。文章の読み書きに力点を置くのは賛成です。

    今年海外行ったのは一人はずっと日本で育った日本人。二人目はコネチカットで中学まで行って高校にうかって、それからまた戻ったの。三人目は日中のバイリンガルで環境問題がやりたくてアメリカに行った。2100人の生徒もみんな千差万別。

    なので、一人一人細かくは見られないけど、海外だとやはり一人一人のケースを見て、適切なアドバイスをすることが必要だよね。だから繰り返しになるけど、「ハーバード難しいから行きましょう」ということにだけはならないように気をつけてます。

    あと、今の僕のマイブームはね、「トップダウンアプローチ」なの。小さい子に「大きくなったら何になりたい?」って聞くと「お花屋さん」とか「ケーキ屋さん」とか「宇宙飛行士」とか「消防士」とか答えるでしょ?それが日本の子どもはだんだんそれを言わなくなってて、「大きくなったら何になるの?」「わからない」ってなってる。つまり、中学受験のあたりから偏差値でどこまで行けるか考える、「ボトムアップアプローチ」になってる。だからそうじゃなくて、「将来社会人になったらどういう職業につきたいか」を考えて、「そうするためにはどのような技術や知識が必要か」を考えることが大事だと思う。

    となると今度は「どうやってやりたい職業を見つけるか」だけど、それは課外活動で、夢中になれるものを見つけろ、と言います。で、それに関連した職業を見つける。

    良く例に出すのは、サッカーが大好きなら、選手じゃなくてもいい。J-リーグチームの選手の身体をケアする医者や、スター選手の契約のアドバイザーを担当する弁護士になる。マスコミもある。そういう風に自分の好きなことと知的な部分が合わさって、職業のイメージができたら、それで決まりじゃない。だからまず「好きなことを中学、高校の間に見つけなさい」ってことだよね。

    もう一つ言うのは、「給料というのは社会に貢献している証だから、きちんとした給料をもらえる仕事をしなさい」ということ。

    賀茂:貢献と言えば、大学入学にあたってボランティア活動なども一つのポイントになりますよね。

    柳沢:アメリカの場合、ご存知のように「学校でのクラブ活動」ってないので、部活をやってることが課外活動になるよね。先輩が後輩を指導したり、運動会で中1チーフだなんてのはもう明らかなボランティアでしょう?で、自分よりも小さな子どもたちを指導する。

    賀茂:僕も中1チーフだったんですが、とにかくボートレースの応援みたいな理不尽なことさせたくなかったんです。で、 中1チーフ。

    柳沢:ただね、最初の2週間がボートレースでその後運動会まで1ヶ月でしょ。それまでに高3との修復の機会もあると思うんだ。それで非常に良く出来たシステムだと思う。中1ってたいてい高3好きになるし。今は高3にも「倫理委員会」とかあるし、その辺はちゃんとやってると思う。

    賀茂:ところで、海外進学っていうことだと灘とか昔から多いんだそうですね。

    柳沢:そう。灘とか、筑駒とか、麻布とかは昔から細々とやってたみたいだけど、海外に出すって言うのを一番前面に出してるのは渋幕(渋谷学園幕張高校)だよね。

    賀茂:今日たまたま昼食を一緒に取ったのが開成の同級生で東大の経済の教授なんですが、彼の同僚で筑駒から直接MITに行って、学部からPh.Dまで全部そこで取ったっていうのがいました。

    柳沢:高校を出て、大学に馴染むっていうのは社会生活そのものだから、そこで僕がいつも子どもたちに言ってるのは、「大学生になるというのは学問を学問として学ぶことが一つだけれど、海外の大学に行くにあたっては、自分が考えたことを言葉に置き換えてちゃんと表現する必要がある」っていうこと。その場合、「以心伝心」や沈黙では何も伝わらない。そういう世界ではない。

    で,東大に行ってようがなんだろうが、自分の考えていることをきちんと言葉で表現することが重要。グループリーダーになるためには、どっかで以心伝心のステップを越えなきゃいけない、っていうことなんだよね。なので、MITみたいに競争の激しい所に行くと、埋もれちゃう可能性があるっていうのはそういうこと。どこに行くにしても、その場所に慣れるまでの時間があって、その時間をうまくこなすことが出来た人は生き残れるし、そうじゃない人は生き残れない、っていうことだよね。

    賀茂:今日のお話で最初の予想とは全然違ったことがわかって良かったです。

    柳沢:どんどんそれを開成のネットワークに広めて、発信して下さいよ。

    賀茂:そうしたいと思います。今日は本当にありがとうございました。

  • 男子校という選択、なんかいまいち。内容が薄っぺらいし、インタビューとかも表面的な気がする。

    男子校という選択、なんかいまいち。内容が薄っぺらいし、インタビューとかも表面的な気がする。

    乱暴に言うと、中学高校の頃は男子は女子より成長が遅いのと、のびのび過ごせるので良いという主張につきるのでしょう。

    その主張にはうなずけるのですが、論拠というかが貧弱でわざわざ本にするほどの内容ではなく、ブログでいいんじゃないかなという程度。

    インタビューなんてちゃんとしたのかどうかもわからないぐらいの貧弱さで説得力がありません。

    著者の中学受験という選択を読もうかと思ったのですが、かなり迷っています。

    (さらに…)

  • 2月1日なんで、中学受験のことを考えてみた。果たして、うちの子たちは受験するのか?

    2月1日なんで、中学受験のことを考えてみた。果たして、うちの子たちは受験するのか?

    もう30年近く前のことになりますが、2月1日の雪の降る朝、受験しました。

    時は流れ、長女が小学生になり、中学受験をするのかどうかの方針をそろそろ決める必要があるかと思い、中央線で考えました。

    結論から言うと、「素質がなければ、受験はさせない」という日頃言っていることにつきます。自分自身の基本ポリシーが“長所を伸ばす”なので、それを実践するだけです。

    もし、受験することになった場合、学校を選ぶ基準は以下の3点です。

    1:「余力のない学校には行かせない」

    2:「選択肢の狭める学校には行かせない」

    3:「人数の少ない学校には行かせない」

     

     

    「余力のない学校には行かせない」

    中学校に入ることはゴールではなく、プロセスにすぎないわけで、入学したはいいけど、入って自信をなくすぐらいなら、無理して行く必要はないんじゃないかな、と思っています。とにかく、学生時代は伸び伸び過ごして欲しいものです。社会に出れば、イヤでもいろいろなストレスにさらされるわけですから。

     

    「選択肢の狭める学校には行かせない」

    単純にあまりレベルの高くない学校に行ってしまうなら、普通に高校受験や大学受験を頑張れば、とシンプルに思ってしまいます。大学の付属の中学校も、大学での選択肢の幅が狭くなるので避けたいと思っています。

     

    「人数の少ない学校には行かせない」

    中高一貫の学校に行くメリットの1つとして、卒業後も付き合える仲間と出会えることがあると思いますが、それには人数がいることが前提だと思います。人数が多ければ、人脈も幅広いですし、多様性も出てくるかと思います。

     

    能書きをたれましたが、結局、子どもに素質があるかどうかです。受験だけでなく、お稽古ごともそうだと思います。長女なんかは、ピアノもプールも才能はないので、いまのうちに楽しんでもらえればというだけで、上昇志向は全くなく、いつ辞めようかタイミングをはかっている感じです。

    ただ、自分の子どものことなので、客観的に判断できるかどうか、ちょっぴり不安です。さあ、どうなることでしょう?

  • リビングに勉強するスペースがあると子どもが勉強するという説はうちの長女には当てはまらないみたい。

    リビングに勉強するスペースがあると子どもが勉強するという説はうちの長女には当てはまらないみたい。

    子どもが小さいうちは、親の目が届くところで勉強するのが安心感があって良い的なことをネットや本で仕入れて、うちもリビングに机っぽいものを設置しました。

    その代償として狭小住宅のため、子ども部屋が著しく小さくなりました。

    でも、勉強はリビングでするからいいや、と思っていました。

    で、実際に、引っ越してみて、最初のうちはうまく機能していたのですが、下の子が大きくなり、パズルとかそれなりの玩具で遊ぶようになってから状況が変わりました。

    長女は勉強していても、そっちが気になって気になって仕方がないみたい。

    あまりの集中力の無さを見るに見かねて、いわゆる学習机ではない小さい机を探しています。

    なかなか思うようにはならないもんですね。

    (さらに…)

  • 長女が英会話スクールの体験に行った。まあ、通わせる方向で検討してます。

    長女が英会話スクールの体験に行った。まあ、通わせる方向で検討してます。

    私自身が幼少の頃から英語に通い、受験でも社会に出ても全くもって使い物にならなかった苦い経験があるので、あまり期待していませんが。

    英語アレルギー、外国人アレルギーだけは取り払っておきたいなぁ、と思っています。

  • 宮本算数教室のパズル、大人もかなり苦戦する問題もあり、面白い。

    宮本算数教室のパズル、大人もかなり苦戦する問題もあり、面白い。

    情熱大陸を見て、いいなぁと思っていたので、試しに長女に買ってあげました。

    最初は簡単ですが、レベルが高くなると、結構、難しいです。

    http://miyamoto-puzzle.com/puzzle/commodity/book/index.html

    はじめる時期にもよりますが、小学校1年生からはじめるとすると、こんな順番でやるのがおすすめじゃないかと思っています。

    ・賢くなるパズル入門編 *完了
    ・数字ブロック初級 *購入済
    ・てんびん初級 *完了
    ・たし算初級 *完了
    ・数字ブロック中級
    ・たし算中級 *実施中
    ・賢くなるパズル基礎編 *購入済
    ・かけ算初級 *購入済
    ・数字ブロック上級
    ・てんびん中級 *購入済
    ・かけ算中級
    ・四則初級
    ・四則中級
    ・たし算上級
    ・かけ算上級
    ・てんびん上級
    ・四則上級
    ・賢くなる算数入門編ホワイト
    ・賢くなる算数入門編ブラック

    チャレンジの合間にどれだけできるかわかりませんが、これらをスラスラとできるようであれば、受験を考えても良いかな、と思い始めています。

    受験が向いているかどうかの指標になるのではないでしょうか。

  • プチ同窓会に行って楽しかったので、カバーの写真を棒倒しにしてみました。

    プチ同窓会に行って楽しかったので、カバーの写真を棒倒しにしてみました。

    いやあ、自分の原点だなぁ〜。ということで、棒倒しの写真をいつでも見れるようにしてみました。試験とか大嫌いだけど、人生をやり直すとしても、また受験します。ろくでもない奴らなんだけど、それぞれ頑張っているのがいいね。Facebookのおかげで会う機会ができました、すごいことです。ろくでなし、万歳!そして、通わせてくれた両親に感謝。