- 2014/12/01
29の肉は最高に美味しいことには異論がないけど、欲を言えば、もう少し肉の種類を増やして欲しいと思いました。
西荻窪にある有名なお店で、運よく予約が取れたので行きました。駅から少し離れたところにあるガラスで店内……
よくあるのは、売れるとそれに反比例する形で味が落ちるので、それだけは避けて欲しいところです。
http://www.nikkei.com/paper/article/?b=20140325&ng=DGKDZO68801120V20C14A3EA1000
世に出した日本酒「獺祭(だっさい)」は人気で品不足。大型の設備投資に踏み切った。山口県岩国市の山里にポツンとある旭酒造は2015年に新工場が稼働すると、年間生産能力が約3倍の500万本(1.8リットル瓶換算)になる。桜井博志社長が目を向けるのは海外だ。
今年の後半、パリの凱旋門近くに、日本料理のレストランを併設した直営店を出す。狙うのは富裕層。「料理は現地の三つ星レストラン並みの値段で出す。内装も含めて、獺祭とともに最高の日本を紹介する」死去した父から社長を継いだのは30年ほど前。酒は売れず、地ビール事業も失敗。「保険金目当ての自殺も考えた」。窮地に陥り、酒蔵の常識にとらわれない経営を打ち出す。酒米を50%以下に削り、すっきりした純米大吟醸酒のみを生産。酒米は「華やかさと鋭さがある」山田錦だけ。杜氏(とうじ)は置かず1年を通して醸造する。「ピンチの時は誰も助けてくれない」と決断は独りで下した。
海外でのライバルはワイン。富裕層は数万、数十万円を投じることを惜しまない。だが、桜井社長は日本酒の歴史と技術に勝機を見る。獺祭の中で最も高級な「磨きその先へ」の価格は3万円。「製造現場のモチベーションを保つ意味でも、次の高級品の開発に取り組む」とワインへの対抗心を隠さない。