速さはすべてを解決する、このタイトルに共感して読もうと思ったのですが、肩すかしでした。

速さはすべてを解決する、このタイトルに共感して読もうと思ったのですが、肩すかしでした。
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実際に、特にビジネスの場では、速さはすべてを解決すると言って過言ではないです。

私の持論として、仕事では3つの「S」が大切と言っていて、それは、スピードとシンプルとサプライズです。なので、すごく共感してこの本を手に取りました。

実際に、読んでみると、ちょっとイメージが違いました。

もうちょっと観念的なものを想像していたのですが、例えば、ショートカットキーを活用する、などのテクニカルな話が多く、しかも、それをあまり根拠を説明せずに言い切っている感じがしたからです。

確かに、これは参考にしようと思うものもありましたが、全部をやろうとは思えなかったですし、体系的に納得できるというようなものではなかったです。

ただ、速さに徹底的にこだわった姿勢は素晴らしいです。見習わなければならないと思います。

あと、1日10枚メモを書くという筆者が別の著書で書いたものが気になって仕方ないです。面白そうだけど、効果があるのかな。そして、三日坊主の私に続けられるのかなぁ。

 

スピードが、「質」も「やる気」も連れて来る。

著者の赤羽雄二氏は、マッキンゼーで14年間活躍するなかで、同社のソウルオフィスをゼロから立ち上げ、120名強に成長させる原動力となるとともに、韓国企業、特にLGグループの世界的な躍進を支えた人物だ。
1人で7~10のプロジェクトを同時並行的に担当するなどの修羅場をくぐり、独立後の現在も複数の大企業の経営改革を進めつつ、10 社を超えるベンチャーの経営支援を行ないながら年間50 回を超える講演・ワークショップをこなしている。

本書ではその驚異的な仕事量を可能にする哲学とノウハウを詳細に解説してもらう。
「好循環をつくる」
「工夫の仕方を工夫する」
「PCでの単語登録を200~300する」
「ホワイトボードを使った超効率的な会議術」
といった実践的な内容は、読者の生産性を何倍にも上げてくれるはずだ。