とある人材派遣会社の内部資料を見せてもらったら、使えない人材に「男性」とありました。いやあ、すごい差別。

とある人材派遣会社の内部資料を見せてもらったら、使えない人材に「男性」とありました。いやあ、すごい差別。
この記事は 2 分で読めます

新規に派遣スタッフとして獲得しても使えない人材、要するに、売れない人材が、「40代後半以降」「男性」「PCのスキルなし」「勤務制限」とありました。

いや、男性って、もう人口の約半分じゃないですか。

恐る恐る、「これらは、AND条件ですか、それとも、OR条件ですか?」と聞いてみたところ、間髪を入れずに「OR条件です!」とのこと。

いやあ、男というだけで、仕事が見つからないのね。

「男性の人権を守る会」の一員としては、悲しくなって、涙ぐんでしまいました。

それを見た相手は、「大丈夫ですよ、実力ある方なら…」とフォローはしてくれましたが、私の心には届かなかったです。

 

私の勤めている会社でも、女性管理職を増やせとの大号令で、下駄というより、もはや竹馬を履かせて、昇進させており、その陰で実力のある男性社員が泣いているという事実もあったりします。

母集団の数が違うのに、無理矢理、数値目標を押し付けても、うまく行くわけがないんですけどねぇ。

もう少し、短期的な目標じゃなくて、長期的な目標にすればいいのになぁ、と思うけど、この弊害が本格的になりはじめる頃は、今の経営陣はいなくなっているから、次世代に問題を先送りするという年金ソリューションなんでしょうね。

まあ、私もいくなっている時期かもしれませんが。

とりあえず、自分の周辺に竹馬管理職が来ないように祈りながら、残りの会社人生をしみじみ過ごそうかと思います。

それしても、クビになったら、定年になったら、どこかで細々と働こうとしても、「男というだけで仕事が見つからない」という現状はいただけないですね。がくっ。